日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
私の履歴書 湯川れい子さん
日経朝刊の「私の履歴書」は、
気に入ったら毎日読むし、自慢話や他人をけなす話のオンパレードだな、と察知するれば
きっぱりやめる。


他人をけなすパターン、、、
これが意外にある。

積年の恨みを大衆に吹聴、というかたちで晴らす人。
某野球OBのはパツンパツンに尖がっていていい気分はしなかった。
途中読むのをやめて最終回を読んだけど、最後まで同じ調子だったようだ。


もうすぐ終わる9月の回は、湯川れい子さん。
音楽評論家で作詞家の。

有名な歌謡曲が彼女の作詞によるものだったとは知らなかった。

いつものビジネスマンストーリーとは毛色が違って愛憎劇場の側面もあり、
野次馬興味も加わった。

芸能界に近い方の回は、たまに世界が狭くてつまらないのだけど、
(どなただったか、女優さんの回では
その人の関心事、つまり”カツラの位置”の話に終始したりして)
湯川さんは国際的に活躍しただけあって、
夫のリクエストに基づきエルヴィス・プレスリーの立会いのもと結婚式をあげるなど、
その行動力には脱帽だ。


本日の回では、東日本大震災の当日に来日したシンディ・ローパ-の公演を支えたお話。

東京公演ではメンバーに大量のひじきの煮物を差し入れしたという。
ヨードが放射能対策になると聞いたから・・・!


私の何倍も体力のある方なんだろうな、と
エネルギッシュな行動を拝読してつくづく思う。

エネルギッシュな女性、そういえばリオデジャネイロにいたかと思うと
時差も感じさせずに直後ににこやかに豊洲に視察をするなど
すごい馬力・タフさだな、と思って見ていたあのお方もそのひとり。

都政に忙殺されつつも、あれこれ策を巡らし一国一城の主を虎視眈々と狙う。
その手際の良さ、根性、強い野心は
私から見れば異次元の世界だ。

2017.09.29 Fri | Private| 0 track backs,
幸手権現堂堤の彼岸花
先日、今年は咲き乱れる彼岸花を見る機会がなかった、、
と書いたけれど、、、

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夫が用事で幸手に行ったときに、
権現堂堤の彼岸花の写真を撮ってきた。

これは町おこしの結果なのだろう。
以前はこんなふうにあたり一面の曼殊沙華、という光景では
なかったそうだ。

けれど、堤のスペースを思う存分活用して、
春には桜と菜の花、
秋には曼殊沙華、
を目玉にしたそうだ。
インスタグラム流行の昨今、いつの間にか観光地化したという。


そしてこんな撮影会?も。
笑わないキャラだそうで、カメラを向けても口は真一文字。

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やや終わりかけではあるえけれど、
量が多いので、先週末まではギリギリ盛りといえる感じだった。

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かなりきつい赤色なので、このようにまばらに植わっているほうが
可愛らしい。

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なんとも独特。
進化の過程でなんらかの理由でこのようになったのだろう。

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そして幸手に来たら、一足伸ばして、
人気のパン屋さんCimaiに行くのもいいかもしれない。

といっても歩くと30分ぐらいかかるけど。

2017.09.26 Tue | 国内探索| 0 track backs,
挫折率の高い本
【超長い】読み切れない長編小説 名著15作(海外・日本国内)
というサイトを見つけた。

トップバッターはプルーストの「失われた時を求めて」。

「世界最長の小説。960万9000文字。ギネス認定。」とある。

長さもさることながら、この本のは特殊な語彙も多く、シェークスピアと並んで多彩、
というのは聞いたことがある。
フランス語は英語よりも語彙が全体として少ないので
(外来語の少なさも関係しているのかな?)
それを差し引くと、プルーストの語彙の豊富さはピカ一とフランス人が言っていた。


あとの読み切れない本14冊は、戦争と平和、カラマーゾフ・・、ユリシーズ、チボー家・・、
源氏物語、神曲などなど。

でも、「レ・ミゼラブル」や「ドン・キホーテ」にはやや違和感がある。
普通に読めた記憶があるので。

さらに埴谷雄高の「死霊」という作品が入っていたのだけど、
これは長さより読みにくさで仲間入りした印象だ。


学生時代、「失われた時を求めて」は、生涯手に取ることはあるまい
と漠然と思っていた。

フランス語は習ったこともなかったし、
ただ小難しいというウワサで遠ざけていた。

まさか原文で読む気になろうとは、自分でも驚きだ。

今やっと3巻目に突入した。
この作品は、伏線だらけなので、
後になって、ああ あそこと呼応するのか、という発見がついてまわる。

それゆえに過去の部分を読み返したりしているので、歩みは鈍い。


ここにきて、事実描写の部分は、読む際に加速度がついてきた気がするものの
哲学的・思索的な部分は相変わらず難しい。
単語の意味がすべてわかっていても意味が取れないことが多々ある。

時代と国の違いもあり、思考回路が別物なので、
ついていけない。

ただ、大雑把にこういう系統の思索なのだろうな、
といった方向性がつかめれば、まあそれでいいかと思っている。

同じ社交界に足を踏み入れて、同じ世紀末を生きてみないと、
結局のところ全面的に同調することは難しいのでは
と思えるから。


とにかくペーパーバックで全7巻すべて買ってしまった。
読むしかない。
”読み切れない長編小説”とされているものを克服するぞ、と気持ちだけは前向き。

今のところの感触としては、
言葉の美しさ、繰り返されるライトモチーフ、
工夫がこらされた言い回しなどの発見を楽しいと思える限り、
読了できるのでは、などと思っている。


2017.09.25 Mon | Books| 0 track backs,
酔いしれた!靖国神社の「みらいとてらす」は9月24日まで その1
靖国神社では、目下「みらいとてらす」が開催中。
闇夜に浮かぶ様々な表情の光が幻想的でおススメです。

昼間から様々な催しがあるようだけど、特に日没後がおススメ。
光の演出が施されている。

メインの見せ場は奥の方(相撲場まで)なので、丁寧にみていると、意外に時間がかかる。
20時過ぎに到着し、最後の一つを見る前にタイムアウト。
(相撲場に設けられていたみらいとてらすは20:45には終了していた。

鳥居下と遊就館ではプロジェクションマッピングがあり、
後者のものは、丁寧な作りで見ごたえがあった。

遊就館のプロジェクションマッピングはこんな感じ。
四季折々の表情を映し出していた。


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みらいとてらす
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2017.09.23 Sat | 国内探索| 0 track backs,
芝離宮の彼岸花
彼岸花が丘一面に咲いている光景をツイッター上で目にした。
関東にも名所が何カ所かあるようだ。

見に行きたかったけれど、福山旅行のせいもあり
機を逃してしまった。

というわけでささやかに清澄庭園と旧芝離宮恩賜庭園で我慢。

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中でも芝離宮はまずまず。
何カ所かにまとまって咲いていた。

清澄庭園よりは量は多い感じ。


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今週末はもう枯れているだろうな。
2017.09.23 Sat | 国内探索| 0 track backs,
日経新聞の「追想録」が好きだ
日経新聞の追想録コラムが好きだ。
その週に亡くなった人の中から、
特にメモワールを独立して書く必要があると思われる人を選び
各担当者が腕を振るう。

とはいっても平均80年程度のその人の生涯を、
ごく短い文章でまとめなければならない。


読者としては、故人が名をとどろかせた偉人であればあるほど、
どこを切り取るのか、という興味も生まれる。

先日亡くなった羽田勉さんの時は、
短命総理の座を降りた直後に実際に羽田氏に会ったことがある筆者が担当した。

薄いひのきで作った「内閣総理大臣」の肩書入りの名刺を
もう作ってしまったから、どんどん持っていけ、という大盤振る舞いの
おこぼれに預かった、なんていうユニークな体験がつづられていた。


ひとりの人の人生をフェアなかたちで要約する、
しかも限られた短い文章で。

それはもう責任重大で、結構骨の折れる仕事に違いなく、
それだけに、緊張感が感じられ、
引き締まった名文に遭遇することも多い。


2017.09.21 Thu | Private| 0 track backs,
日本一態度の悪いレストラン
先月、なかなかこじゃれた外観・内装のレストラン
へ行ってきた。

しかし店内に置かれた可愛らしいテキスタイルや小物たちが
しらじらしく見えるほど、フロア係の人たちの態度が極めて悪かった。


実はこの店には凝りもせず2度足を運んでしまった。
最初は1人で、次は友人とふたりで。

最初で懲りるべきだった。
でも、人と一緒なら、スタッフの態度など気にならないのじゃないか
と甘く見た。
実際甘かった。


初回、入店時に”ひとり”、”予約なし”、の旨を告げると、
出てきたスタッフは何も言わずに店内に戻り、
しばらーくしてから戻り、ついてこいといったしぐさで店内に通した。
その間、ほぼ無言、である。
仕事が嫌でたまらない、という不愉快そうで暗い顔を最後まで崩すことはなかった。


極めつけはこれ。
私の目の前のグループにデザートをもっていくときのこと。

フォークをセットする前にデザートワゴンを持って行ってしまい
上の人に「先にカトラリーを持っていくように」と注意されていた。
やんわりと、であったけど、もともと機嫌が悪かったその女性スタッフ、
なんとワゴンを戻す際、定位置まで、足で蹴飛ばすではないですか。

それを目の前で見てしまった。
嗚呼。
その女性、もうこの仕事を辞めるのが決まっているのではないか。
後は野となれ山となれ、そんな自暴自棄な空気を感じた。


そして翌月2回目の訪問。
案の定、その女性はいなくなっていた。
40代ぐらいの男性になっていた。
しかしこれが前を上回る態度の悪さで唖然だった。


予約していったのに、
「待ってください」といったきり、待てど暮らせど現れない。
予約してたのにテーブルセットを全くしていなかった。
混んでいたのかと思ったら、空いていた。
嫌な予感。


友人がオーダーのとき、「前菜はカブのスープ」といったら、
「ええ?」とひどく小ばかにしたような声を挙げた。
リピート:「カブのスープを」
スタッフは、怒り出す。「そんなもんありませんよ」
???
メニューにあるのに。
「ここに、、、」といって見せると
「カブのスープね。ジュースとしか聞こえませんよ」と。

いや、メニューに「カブの・・」とあるんだから、
ジュースと聞こえようが、スープと読み替えるところでしょう。
というか私にはスープにしか聞こえなかった。
つまり彼は、前菜にカブのスープがあることを認識していなかったようだ。
注文客はざっと見たところみなパテを頼んでいたので。


さらに態度の悪さは続く。
「ドリンクは?」と聞くので「結構です」と言いうと、
「え?ソフトドリンクもですか?」
まるで頼まないのが悪いことみたい。


我々のテーブルの隣に棚があり、そこに置いてあったグラスをとるときには、
なんと我々のテーブルの上に身を乗り出して=覆いかぶさって
対面にあるグラスを取るではないか。
あり得ないんですけど。


前菜とメインをもってきた。
一切説明なし。
口にチャックをしたかのように無言。

隣のテーブルにはくどいぐらい事細かに素材の説明をしていたのに。
我々だけ仲間外れか?と思いきや、
逆隣りのテーブルにはやはり無言でサーブ。

結論:お酒を頼んでいたテーブルには丁寧に説明、
注文しなかったテーブルにはお仕置きで無言を貫く、
と見た。


プチフールのトレイを持ってきた。
相手が無言なので、つまんで取っていいのか躊躇していたら、
顎をしゃくって、取れという暗黙のサインを送ってきた。


さらに、友人がメインを食べ終わり、バターをつけつつパンを食べていた時、
目の前のバターを持って行ってしまい、
友人、目が点。


これはおそらく、厨房の雰囲気が相当悪いのだろう。
スタッフが交代しても、2人続けて最悪なんて。


いや、これだけならまだ我慢できたかもしれない。
会計時、ランチなのに消費税に加え、
サービス料を取られた。

サービス料、1度目にはなかったのに、2度目から徴収になったらしい。
これでサービス料取るか?
取ってる自覚ないよね?

若い女性から40代の男性に代わって、
スタッフへ支払う額が増えたせいかもしれない。

まあどうでもいいけど、とにかく
開いた口がふさがらなかった。
2017.09.20 Wed | Private| 0 track backs,
小笠原伯爵邸
先月訪れた小笠原伯爵邸は、
朝香宮亭や岩崎邸ともまた一味違うハイソな邸宅で、
ハイカラなセンスに満ちていた。

とくにくつろぎの間にあるステンドグラスは
微妙な色合いのグラデーションで彩られ、
ガラスに入る格子模様に沿った斜めのフォルムも秀逸だ。

以前触れたことがある、かの一流ステンドグラス作家・小川三知氏の作だという。


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てんこ盛りの花々が控えめな華やかさを演出。
開花したマーガレットとつぼみとシンプルな葉脈をもつ葉
というシンプルなモチーフがいとおしい。


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近づくと、螺鈿のような光を放つパステルカラーのごく微妙な変化で
全体の統一感を持たせている。


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邸宅へのアプローチにも心躍った。
庇にはすりガラスと黒を組み合わせた花柄。
アールデコとアールヌーヴォーに近いけれどそれとは違う。
スパニッシュスタイルなのらしい。


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重厚なカーペットや華やかなライト、花柄の半円の窓は
ゴージャスでありながら、
茶系で渋くまとめられ、けばけばしくならないその加減が心憎い。

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東新宿のそばにこんな豪華絢爛な邸宅が残っていたなんて全く知らなかった。
数年前に知人から聞くまでは。

無理もない。
入り口はこんな感じで建物は奥まっている。

道路側から見ると地味そのもので、
足を踏み入れない限り、あんなまばゆいばかりの邸宅が隠されているなんて
気が付かないのだ。


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2017.09.19 Tue | 国内探索| 0 track backs,
「風の影」 <感想>
スペインの作家、カルロス・ルイス・サフォンの
「風の影」を読み終えた。

かなり読みごたえがある。

紙の分量もさることながら(文庫本で上下巻)
波乱万丈の内容で、決して軽い読み物ではない。


冒頭予感した
親子の心温まるホームドラマ、、、という筋書きはあっけなく覆され、
時代をまたぐ波乱万丈な人間ドラマへと発展する。


予想もつかぬめまぐるしい展開で、はらはらしたり、
息苦しくなったりと、心穏やかにページをめくることは
特に後半の大部分において難しく、
本をおいて深呼吸しないと読み進めないことも1度や2度ではなかった。

並行して描かれる2つの人生は、
予期せぬ方向へと流れ、
途中その重なりに気づいた時、
ダニエルの暴走が行きつく果てを想像し、
胸のざわめきが止まらない。


内戦、独裁政権が影を落とすバルセロナの街も丹念に描かれ、
街の残虐性と人間の凶暴性はシンクロし、
現実的な荒廃の中に、悲しさをたたえたメルヘンが入り混じる。


体験したことのない、壮大なドラマが一体
どんなカテゴリーに属するのか、単語を探し当てるのは難しい。

本流だけをつかめば、自己形成小説、Bildungsromanという言葉が思い浮かぶ。
プルーストの「失われた未来を求めて」が時折そう称されるように。

ただ、細やかな心のひだを積み重ねて描いていく「失われた・・・」とは異なり、
本書は、強力なストーリー性でぐいぐい引っ張っていく。

2つの人生を結び付ける手法は自然なやり方ではないものの斬新で、
すべてを一気にひとつの流れにまとめ上げていく。


バルセロナの暗い街角のごとく広がる重苦しさを希釈してくれるものは、
哀しみと優しさをたたえた存在感のない父センペーロや
はちゃめちゃなフェルミンの存在であり、
つまるところ、底辺に流れる作者のヒューマニズムや人間愛なのだと思う。

書物というものへの愛着も漂い、
残酷さの中にも救いを感じつつ読み進むことができた。

最後は爽やかな風を感じつつ
本を閉じた。




<風の影><読後感><ネタバレなし>
2017.09.17 Sun | Books| 0 track backs,
中国四国地方への小旅行から帰宅
中国四国地方への2泊3日の旅を終えた。
もともとお盆時に行く予定だったのだけど、
週間天気予報で最高気温34度の気温予想が出て、
これは無理、と予定を変更したのだった。


というのも、メインの目的は、広大な禅寺散策。
何時間も屋外で過ごそう、という計画だった。

炎天下でそれは無理だ。

なんとか9月に変更したのはいいけれど、今度は台風の心配があった。
天気予報とにらっめっこの日々。

大丈夫そうかな、と思った矢先、
出発の数日前になって台風接近のニュースが出てしまう。

ホント、台風っていうのは急に発生するから油断できない。

ちょっとはらはらしたけど、
結果的に、中国地方直撃前になんとか3日間の予定をこなすことができた。


当初の予定は、
1日目:坂出の東山魁夷美術館
2日目:岡山市内観光+福山へ移動して鞆の浦観光
3日目:禅寺に4時間滞在

だった。

けれど3日目が1日雨と知り、
急きょ2日目と3日目を入れ替え。


おかげで2日目の岡山市内観光が吹っ飛んだけれど、
禅寺には5時間滞在し、夫は露天風呂にも入ることができた。

私も入りたかったけれど、16時でお風呂は終わり。
15:30からの入浴だと、30分しかない。
髪の毛を乾かすことを考えたら、あまりに慌ただしくて
私はパスして、代わりに日中整備のために立ち入りができなかった
庭の方にひとりで散策に行った。


途中、愉快な石仏を見かけたりして、ラッキーとはしゃいでいたら、
とんでもないことになった。
人気がない場所だったこともあり、虫が大量発生している箇所があった。

まだら模様の正体不明の虫(蜘蛛とコガネムシと蛾を足したようなやつ)が
群れを成して飛び回っている箇所ではぎゃーっ、と本気で叫び声をあげながら駆け抜け、
激しく音を立てる藪蚊が現れた時は、こんなのにかまれたら
著しく腫れてしまう、とばかりに狂おしいほどに手を振り回して逃走。

ぬかるんだ石段を駆け下りようとしたら、足元はぬかるみ
苔と毒キノコみたいな気味の悪い白っぽいキノコがびっしり生えている。
ひぇー、と再び叫びながら、足元を確かめつつ駆け下りた。


そして3日目はやはり1日中雨。
海辺に行ったので特に風が強く、傘を差しながら、
時に煽られながら旧家見物にいそしんだ。

体力を耗したせいか、帰りの新幹線では後半爆睡。

けれど持って行った「風の影」は読み終わり、
そこそこ満足して旅を終えたのだった。
2017.09.16 Sat | Private| 0 track backs,
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