日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
live life to the fullest
live life to the fullest

という言い回しを初めて聞いた。

フルセットまで人生を生きる。これでも意味はわかる。 

バレーボールとかテニスとかみたいに、
最終セットまでもつれこむ生き方をする=とことん生きる=人生悔いなく生きる。

よく使う言い回しのようだけど、この言葉を筆にのせた人がランス・アームストロングと聞けば、
なるほどアスリート的な表現でピッタリ、と思う。


そのランス、競技人生半ばで精巣がんに侵されて、しかも進行性だったものだから、
生存率も20%とかそういう数字を示されて。

一度は自分の人生、これでフルカウントなのか、と自問したかもしれない。

だけど、そんな人生に延長戦が許されて。
しかもその命の延長戦で、絶頂期を迎えてツール7連覇。

人生の大逆転劇。
鮮やかなうっちゃり、目も覚めるサヨナラホームラン。

そんな彼が一旦引退した後、復帰を決意して2度目のツールにのぞむ。

強豪ひしめくバトルフィールド。
鼻の差勝負になるのか、はたまたダントツでポールポジションを獲得する選手が現れるのか。


ツール・ド・フランス、本日キックオフ開幕。



ランスの「さよならツール」の開幕まであと1日。(注:昨日到着のメール)


「comeback2.0」を職場に持ち込んで眺めてます。


写真のすばらしさはもちろんですが、ランス自身によるキャプションが秀逸。
それ以上に、巻頭言の中の一文がど迫力。


For me,living life to the fullest is a lot about testing myself:
accepting challenges,training hard,and then going for it.


こういうことを真正面から言い切ってウソにならない人、というのはそうそう
いないわけで、本当にこれで引退するのかなあ、と信じ切れない気持ちです。


たぶんすぐ我慢できなくなるだろうから、いつでも帰ってきてね、という気分。

(kitaさんから)

2010.07.03 Sat | Language| 0 track backs,
ボー・カワグシ と TTの写真の話 と カラスの逆襲
 サッカーワールドカップ「GKに川口能活」

・・・でふと思い出したこと。
W杯初出場のフランス大会。
キーパー川口は、フランスメディアでも注目を浴びたそうだ。

TV中継の解説者は、キーパーが映るたびに「ボー・カワグシ!ボー・カワグシ!!」と
叫びまくっていたと現地在住の人に教えてもらった。

ボー・カワグシ、つまり Beau Kawaguchi!! 美しいカワグチ!、と。


P1800906.jpg-
■ TTの写真

友人がジロの初日を見に行った。
タイムトライアルが余りに速くて写真が撮りづらいと嘆いていた。

Kenさんも言っているように、コーナーのところなら撮りやすい。

真横は確かに難しい。でもまあ、せいぜいこの程度なら。(08年ツールのヴァンデヴェルド)
その代わり、レスポンスのいいカメラで、手になじんでいることが重要かと。あ、あと、背景はつまらなくとも空いている場所というのは必須!

それより絶対に撮れないのはトラック。バンクを周回するあの速さは反射神経をもっと上げないと不可能、と思った。

あとがき】このエントリーを入れた途端、ヴァンデヴェルドがクラッシュでリタイアというのを知った。鎖骨骨折の疑い。



■ カラスにブラウスをビリビリにされた話

-

先日、カラスの巣作りの話を書いた

針金のハンガーを使って巣を作る様子を町の人とおしゃべりしながら眺めたのだが、そのとき「カラスは子供ができると狂暴になるから、卵を産んだ途端に巣を取り除くようにしている」とおじさんが言っていた。

そんな矢先、獰猛なカラスの餌食になった、私が。

連休中、ベランダで激しい音がするので飛んでいくと、カラスがハンガーを物干しからはずそうと
ものすごい勢いで竿を揺らしていた。


叫んで追いやったので、ハンガーは盗まれずに済んだ。が、、
ハンガーはもぬけのから。干してあったブラウスは?

と捜すと、はがされて落ちていた。
ハンガーからはずすために、くちばしで相当つついたのだろう。ブラウスには無数の傷跡。
さらにL字型に大きく引き裂かれ、ボタンが引きちぎられていた。

レースが少しついた、非常に使い勝手のいい白いブラウスで、ここ数年、
もっとも多用していたものだっただけに、悔しさ百倍。

唯一の慰めは、カギ裂き部分が背中だったこと。

沈痛なおももちでブラウスの修理にかかった。
カギ裂き部分を縫い合わせボタンをつける。
むろん、縫ったあとがあからさまで、普通には着れない。

が、私は着る。インナーとして、レースの部分が少し出る感じで着るのだ。
このカギ裂き補修ブラウス、会社にも着て行くぞ。カラスを見返してやるのだ。


■ 食材の情報交換

お弁当づくりが続いている。同僚もびっくりしている。
社食のご飯や市販のものに飽きてしまったせいか、同僚の中にも時折もってくる人が増えた。

で、私のお弁当づくりを知った友人からこんな衝撃の贈り物:

● 柚子こしょうふりかけ
最初はご飯にかけて持って行ったのだが、食べている最中にもっとかけたくなり、
翌日から会社の引き出しに常備することに。

もちろん、今日もたっぷりふりかけた。

そして、別の友人からは
● ホテルオークラ 食べる辣油
桃屋のものが売り切れでも、こちらはたまたまあったとかで、買ってきてくれた。

ミートソーススパゲティにも抜群に相性がいいことを発見。
タバスコの代わりとしてもかなりイケる。

日曜日は、エアロビ仲間から自家製のオレンジマーマレードと抹茶かりんとうをもらい、
水曜日のジムでは、別の仲間からやはり手作りの塩キャラメルと白菜漬けをいただいた。

食材をいろいろもらうことが重なり、つくづく思った。
自分だけでは、使う食材がずいぶん偏っている。
よそのお宅で食べるものの中には、自分では買わないもの、食べたことのないものが結構あって
頂きものには発見があり、二重に嬉しい。
2010.05.10 Mon | Language| 0 track backs,
ジャージの匂い 続き / 言葉を学ぶときに大事なもの - 文法という名の"溜め”
■ ジャージの匂い、日本でも薫る人

今週末は立川の昭和記念公園でデュアスロンやってきました。
結果はボチボチだったのでどうでも良いのですが、ランパートで外人選手に抜かれた時に例の香りが・・・

洗剤をわざわざ持って日本に来てるとは考えにくいし、香水とか体臭とかが関係しているんでしょうかね?



友人のコメントだ。

以前から、海外選手のジャージ(ウエア)が共通してなんともいい芳香を放っているものの、正体がわからずにいた。

香水説、洗剤説、柔軟剤説、ボディローション説、などが出たけれど、ピタっとこれ、という答えはなく。

で、上記のコメントを見ると、やはり体臭と結合してこその匂いかも、という気がしてきた。


■ 言葉の”溜め”


今海外プロチームに帯同しているマッサー(マッサージャー)の方が、言葉はすぐに覚えるものではないけど、ある日急に伝わるようになるということがある、というようなことをおっしゃっていて、ふと思い出したこと。

同僚の子供さんが、歩けるようになってもまだ言葉がしゃべれず、2歳近くになっていて、やきもきしていたのだけど、ある日突然洪水・雨あられ のようにしゃべり始めたという。

恐らく、その子は、頭の中にどんどん言葉を蓄積して、それを放出する扉の鍵がなかなか開かなかった、そんなイメージなのでは、と思った。

言葉は真似をすることもひとつ重要なカギになるけれど、”溜め”をつくることも非常に大事。


で、会社の海外コレポン、つまり海外とのコミュニケーションにおいて、この”溜め”が差を作るという気がしている。

いい文章を書けるのに、相手の返信を誤解して危なっかしい返信を打ってしまう場面をこれまで多々目撃している。

つまり、相手の文章をちゃんと読めていない、あるいは読まずに単語のみ拾って理解してしまう人がいる。
結果、逆の意味にとってしまって、あわや、という事態を引き起こしたり。

文法をきちっと学んで文章を読み書きしないといけない。ものまねだけで書くことを覚えると、細かいところが読めなくなる危険性がある。

すみずみまで内容を理解し、ニュアンスまでつかんで返答していくには、最後は文法力が物を言う。

日本人の場合、あまり文法に気をとられているとしゃべれないという危険性はあるものの、投資関係などのこ難しいコレポンを難なくこなすには、やはり最後は文法なのだと思う。
2010.02.10 Wed | Language| 0 track backs,
ある名言とある名訳
文字色● 「近頃、メンチョフは、くたびれたパソコンよりも頻繁にダウンするなぁ」

UKサイクルスポート誌が去年ジロに引き続きツールでも転んだメンチョフを見て、ため息交じりに書いている。



● 須賀敦子訳イタリア人作家ウンベルト・サーバの詩


厳寒のなか、僕は先日朝早くから東京出張だったのですが、
須賀さんの全集第1巻を持って行って(勿論文庫の方です)、電車の中で読んでいたら、以前からの疑問を思い出しました。

その疑問とは、彼女の、詩の日本語訳の書き方です。

例えば、「ミラノ 霧の風景」所蔵の「きらめく海のトリエステ」に出ているサバの詩は、こんな風です。

 若いころ、わたしはダルマツィアの
 岸辺をわたりあるいた。餌をねらう鳥が
 たまさか止まるだけの岩礁は、ぬめる
 海藻におおわれ、(以下略)

・・・・・・常にひとつの文の途中で改行されています。
普通に読もうとすると正直読みにくいのですが、わざわざこういう書き方をするのは何故なのでしょう?
原文との関係があるのでしょうか。
詩というものには全くなじみが無いので、ずっと疑問のままなんです。

それにしても須賀さんの本、混雑の中で自分の世界に入りたい時には最適です。

(SSさんから)




恐らく、須賀さんのサーバ訳を読んだ人は、みんな同様の感想、つまり文の切り方に、興味を持つのではないでしょうか。

私も実は、原文を見てみたくなって、ネットで以前探したことがあります。
で、やはり原文からして、切り方がユニークだったのです。

文頭を赤で示して見るとわかります。
つまり、文末と文頭をつなげて、逆に文脈として続いているところで切っているわけです。

日本語にするとき、普通苦心しそうな感じがしますが、須賀さんは難なくやっている感じですね。

奇抜な区切り方を日本語で表現しただけでなく、原文も、日本語訳も、一行の長さが大体そろうように工夫されています。


Nella mia giovanezza ho navigato
lungo le coste dalmate. Isolotti
A fior d’onda emergevano, ove raro
un uccello sostava intento a prede,
coperti d’alghe, scivolosi, al sole
belli come smeraldi. Quando l’alta
marea e la notte li annullava, vele
sottovento sbandavano più al largo,
per fuggirne l’insidia. Oggi il mio regno
è quella terra di nessuno. Il porto
accende ad altri i suoi lumi; me al largo
sospinge ancora il non domato spirito,
e della vita il doloroso amore.

若いころ、わたしはダルマツィアの
岸辺をわたりあるいた。餌をねらう鳥が
たまさか止まるだけの岩礁は、ぬめる
海草におおわれ、波間に見えかくれ、
太陽にかがやいた。エメラルドのように
うつくしく。潮が満ち、夜が岩を隠すと、
風下の帆船たちは、沖あいに出た。夜の
仕掛けた罠にかからぬように。今日、
わたしの王国はあのノー・マンズ・ランド。
港はだれか他人のために灯りをともし、
わたしはひとり沖に出る。まだ逸る精神と、
人生へのいたましい愛に、ながされ

===

とくに最後の部分:

...............................Il porto
accende ad altri i suoi lumi; me al largo
sospinge ancora il non domato spirito,
e della vita il doloroso amore.

***

英語でざっくり訳すと

...............................The port
ignites to others its illumination; me to the offshore
still pushes out the untamed spirit,
and of the life the painful love.

***

それが彼女の手にかかると

港はだれか他人のために灯りをともし、
わたしはひとり沖に出る。まだ逸る精神と、
人生へのいたましい愛に、ながされ


****


人生へのいたましい愛に、ながされ
というのが海のイメージとマッチして心に沁みいるよう。
2010.02.08 Mon | Language| 0 track backs,
海外の名前 息子の場合は「ソン」「ヴィッチ」「Z」、娘の場合は・・・ & 景観を乱す張本人
海外では、父親の名前△△+○○ で、△△の息子という意味になる / 英語なら「ソン」、ロシア語なら「ヴィッチ」、スペイン語なら「Z」(ただし名前でなく名字の場合)。。。

そんな話を何度か取りあげたけれど、本年1/15付エントリーで紹介したビアンキ・シモンさんのメールの中に、こんなくだりがあった:

「娘の場合はどうだったんでしょうね?」

英語の場合、例えばジョンソンならJohnsonだからジョンの息子。では娘は?

英語の場合は、まだミステリーのままだけど、このほど、ロシア語のケースでは「”娘”接尾辞」があることが判明。
息子ならヴィッチ、娘ならヴナなのだとか。

それは映画を見ていた人がたまたまワンシーンの中に見つけた偶然の発見だった:


たまたま、今日、「イースタンプロミス」のDVDを見ていたら、ロシアンマフィアのボスが
ヒロインのアンナに、「お父さんがイワンなら、あなたは、アンナ・イワノヴナ」
というシーンがあって、あらあらと思いました。

息子は・・ソンというというお話があったところだったので、調べたら、ロシアでは、
名と姓の間に父称があって、息子ならヴィチ、娘ならヴナがつくのだとか。

父がイワンなら、息子はイワノヴィチ、娘はイワノヴナが父称としてつくのだそうです。

大好きなヴィゴ・モーテンセン見たさでしたが、ついそんなシーンがあったので、
メールを差し上げてしましました。

(tkさんから)



またまたひとつ勉強をさせて頂きました。


さらに先日紹介した「さらに怪しい人名事典」にはカナ読み解読コーナーがあって、これが便利。

たとえば、チェコ語のAndrzej (♂)の名前の読みは、「アンヂェジェイ」、なんていうふうに。

自転車選手で、ややこしい名前の人の場合、これが役立つかもしれない(選手名鑑作成ご担当御中)

もっとも、自転車選手人口の多い、ベルギーやオランダの人名読み仮名がないのがネックだけれど。
将来的に加わるといいなぁ。

以前「怪しい人名事典」だったものが、今ではパワーアップして「さらに怪しい人名事典」となった。
さらなるアップグレード化を、勝手ながら一方的に期待しつつ。


■ 景観を乱す張本人

さて、今年5月のヴェネツィアの旅で、こんな光景を目の当たりにして愕然としたことがあった。
サンマルコ広場遠景。
どこか変だ。



近くで見るとよくわかる。
溜息橋が工事中で、ショパールの大きな看板で覆われていた。

イタリアで歴史的建造物の工事中は当たり前だけれど、写真でその建物の元の形を示したものが多い中、こんな有名な観光名所に、これほど不似合いな広告が入るとは珍しい。

P1540613.jpg

そして9月のイタリア。
フィレンツェの街で、見かけた。
またもショパールの看板。
これは店の看板なので文句を言う筋合いのものではないけれど、ヴェネツィアで溜息橋を見損なった恨みが蘇り、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い状態で、この写真の女性には、どうも好感が持てないのだった。


P1680652_20100117084321.jpg

2010.01.17 Sun | Language| 0 track backs,
怪しい人名事典
■ 世界中の名前

昨日のエントリー(スペイン語の名字になぜ「Z」で終わるものが多いか)に関連して:

(ビアンキ・シモンさんから)
昨日のDiary、スペイン人の名前の秘密、興味深く読みました。

そういえば、英語圏の名前。
最後にsonがつけば誰誰の息子というのを思い出しました。

例えば、ピーター(ペテロ)の息子はピーターソン(ペテルソン)
ダニエルの息子はダニエルソン、
アルベルトの息子はアルベルソン、
ジョン(ヨハネ)の息子はジョンソン(ヨハンソン)、
アンディ(アンドレア)の息子はアンダーソン、
デビッド(ダビド)の息子はダビッドソン、
フレッドの息子はフレッドソン、
ジャック(ヤコブ)の息子はジャクソン(ヤコブソン)、
マイケル(ミハエル)の息子はマイケルソン(ミハエルソン)、
サムエルの息子はサムエルソン、
スティーブの息子はスティーブンソン、
と思いつくまま、列記してみました。

娘の場合はどうだったんでしょうね?



息子は「Son」ですが、娘は「Daughter」だから、そのままxxxの娘と言う名前を作るのは至難の業だったのでは、と思いますが、でも娘を違う言い方にしてくっつける(スペイン語で息子が「Z」と読みかえられたように)という手法でなにかなかったのでしょうかね。

でも、やっぱり血を引くというニュアンスでいえば、娘は嫁いでしまうもの、という考えに基づけば、そういう名前が出る背景が薄いような。

ところで、こんなのご存じでしょうか?

さらに怪しい人名事典

以前英国人で女性か男性か、名前からでは判別不明な人からメールがきたとき、同僚の女性が見つけてきたサイトです。
世界中の名前の対応表があります。

たとえば「Alexander」だと、こんなにお国ごとにバリエーションがあるのですね。

さらに知恵袋では、この怪しい事典の参照なのか、英語とロシア語の名前の対応抜粋が。

英名の「アンソニー(Anthony)」は「アントニーン(Antonin)」
「ベンジャミン(Benjamin)」は「ヴェニアミーン(Veniamin)」
「クリスティーナ(Christina)」は「クリスカヤ(Khriskaya)」
「ドロシー(Dorothy)」は「ドロフュスカ(Dorofeyushka)」
「エリザベス(Elizabeth)」は「エリザヴェータ(Elizaveta)」


あの怪しい人名事典、ビアンキ・シモンさんにはぴったりのサイトではないかと思われます。
ハマると、かなりずぶずぶハマります。


■ 「須賀敦子 静かなる魂の旅」トリエステの坂道

元日から3日にかけて、BS朝日で 須賀敦子さんの特集番組を放送(再放送)していた旨、複数の人から教えて頂いた。K子さん、ルッカさん、TH様、ありがとうございます。
http://www.bs-asahi.co.jp/italy/

で、第一話から録画を見始めているのだけど(最初の1時間が過ぎてから情報のメールを見たので、第一話だけは途中から)、行った場所がごろごろ出てきて、ちょっと感激。

例えば、このトリエステの坂道とか。

P1560648_20100115075503.jpg

ウンベルト・サーバの詩のプレートがある「山の通り」と名付けられた道だ。

週末にでもこの続き、ゆっくり書きたい。

2010.01.15 Fri | Language| 0 track backs,
スペイン語の秘密とポルトガルの秘密
■ 本日知ったスペイン人の名前の秘密

いつも朝食をかきこみながら、夕食の準備を少しだけしながら、ラジオで語学講座、TVでおはよう日本を見ているので、すべて中途半端。
火をつけているのを忘れかけて、お鍋を焦がしそうになったことも1回だけでなく。
語学講座も大体耳に入っていない。

でも、今日たまたまキャッチしたスペイン語講座でおお、っと感激したことがひとつ。
それはスペイン人の名前には、こんな秘密があった、ということ。

スペイン語の名前は語尾「Z」がつく名前が多い。たとえば、
Fernandez フェルナンデス、Perez ペレス、Gonzalezゴンサレス。
それにはちゃんと理由があった。

「Z」は、○○の息子、という意味合いでついたものだそうだ。
だから、フェルナンドの息子がフェルナンデス。
ゴンサロの息子はゴンサレス、といった具合。

ロシア語や東欧の言葉も、ヴィッチが○○の息子という意味ではなかったか。
親から子へ、という血のつながりを重視した風習が名前のつけかたひとつにうかがえる。


■ ポルトガルの虐殺の真相

昨日のエントリーに関係して:

ダイアリーに取り上げていた1597年長崎でポルトガル人が殺された話
について、もしやと思うところがあり↓ここに詳しく記載されています。

wiki

長崎に記念碑があります。(見に行ったことあります)
全員が日本人だと勘違いしており、ポルトガル人が含まれていたとは知りませんでした。(^^;;
知るは一時の恥、知らぬは一生の恥とは良く言ったものです。
これで、恥をかかずにすみます。(^^;;



やっぱり1597年というと、この事件しかなさそう。
でも殺害されたポルトガル人はひとりなのに対し、昨日入れたあの展示パネルでは、複数形になってる上に、絵で、ものすごい数の殉教者が出たようになっている。

在ポルトガル日本大使館はせめて単数形にするなど訂正依頼する気はないのかな。
これを見ていると、日本人って事実以上にひどいことをした感じがする。
観光客でごったがえす世界遺産で、こんな血なまぐさい日本人を弾劾するような展示って。。。
このジェロニモス修道院で受けた人種差別は、このせいだったのでは?と勘繰りたくなる。

そのほかのパネルはこんな感じなのに。

ロサ・モタ ソウル五輪女子マラソン優勝
P1240159.jpg

ヴァスコダ・ガマ インドへ
P1240153.jpg

こんなのもある。余りに唐突で、見たときびっくりしたが。
雪舟の水墨画!

P1240151.jpg

2010.01.14 Thu | Language| 0 track backs,
タイガー・ウッズ無期限ツアー出場自粛の声明原文 ウッズが使った「不貞」を現わす英単語と、彼が避けた「不倫」という英単語
タイガー・ウッズが、自らの公式サイトで「不貞」という言葉を使い、「不倫」を認めた、という記事がWebニュースに載っていた。

Yahooニュース訳のウッズの談話:「私の不貞で多くの人々、特に妻と子供達が失望し傷ついたことは自覚している」

「不貞」という言葉を使い、「不倫」を認めた、ということは、「不倫」という言葉は使わなかった、とも読める。

ウッズは実際どういう言葉を使ったのだろう?と公式サイト(http://web.tigerwoods.com/news/article/200912117801012/news/)を見てみた。

I am deeply aware of the disappointment and hurt that my infidelity has caused to so many people, most of all my wife and children. I want to say again to everyone that I am profoundly sorry and that I ask forgiveness. It may not be possible to repair the damage I've done, but I want to do my best to try.



使っていたのは「Infidelity」だった。
ソフトでオブラートに包んだような言い方。

さすがにAdultery(不倫)とは自分では書かないだろう。
お堅い新聞が報道する場合は、使うとすれば「extra-marital affair」だろうか?

さらに、「無期限自粛」というのは、

「I have decided to take an indefinite break from professional golf. 」

2009.12.13 Sun | Language| 0 track backs,
フランス語版Wikipediaはなぜ情報量が少ないのか?
以前、Wikipediaの解説を見ていて、ふと思ったことを書いた。
つまり、同じ単語の説明文でも、英語の説明文はかなり親切なのに対し、フランス語って多くの場合、解説があっさりしていて、情報量がすくない、と。

このたび同じことを感じていて人がいることを知り、我が意を得たり!

その理由は、下記に書かれているとおり、ネット生活より実生活をとるから、というほかにも、ネットの前にミニテルが半端に広まってしまい、ネットに関してちょっと出遅れたから、とかいう事情もあるのかも?


今日はwikipediaの記事を読ませていただいて、ちょっとメールしたくなり書いております。


私は今年の夏のツールをあるきっかけで観始め、気づけばロードレースにどっぷりハマってしまった者です。
そのきっかけですが、実は数年前からフランス語を勉強しています。
勉強しているとフランスの地名も色々出てくるので、フランスの地理にも詳しくなりたいと思っていました。

ツールの存在は以前から知っていたので、これを観たら地理に詳しくなれるかも…という軽い気持ちで観始めたのがきっかけです。
気づけば3日目くらいから、レース自体にハマってしまい、いつの間にか熱中。
地理に詳しくなったかは全く自信がありませんが、自転車には詳しくなりました(苦笑、山の名前は不要に覚えましたが)。

以後、趣味と勉強を兼ねて、なるべくフランスのサイトで情報収集をしているのですが、いつも思っていました、仏サイトって情報が少ない…と。
フランス人が活躍していない(ということもないんですけど)せいもあるかもしれませんが、網羅性がないというか、データもあまり充実していないと感じます。

(ただし私が知らないだけでフランスにももっと詳しいサイトがあるのかもしれないとは思います。
主にL'equipeとかそういうニュース系サイトしか見ていないので)

比べて英語圏にはCyclingNewsがあり、あのサイトを見ればかなりの情報が硬軟とりまぜ網羅できている気がしています。
データ面もはるかに充実していると感じます。
(本当はフランス語で読みたいのですが、仕方なく英語で情報収集…)
これは国民性の差なのかな、と常日頃感じていました。


それと、私はもともと映画好きで、映画サイトでも昔から同じことを感じていました。
仏の映画サイトでは情報漏れ、間違いもあり、記述もあっさりめ。
ものによっては詳しいものもありますが、基本気まぐれ。

しかし米国にはIMDbという(おそらく)世界最強の映画情報サイトがあり、その充実ぶり、マニアックぶりは他の追随を許さない気がします。
(さすがに英語圏以外の作品には弱いですが、それでも最低限は押さえています)

ここから先は私の個人的推測ですが、フランス人は食べたり飲んだり愛を語らったり、といった実人生に喜びを見出している人たちなので、ネットにかける情熱が低いのではないかと。

想像ですが、イタリアやスペインといったラテン3兄弟も似た感じなのではないかと(イタリア&スペインサイトはあまり覗いたことがないのでまったくの推測です)。
対してアングロサクソン系はデータ収集的なものに情熱を感じる民族性なのではないかと何となく思っています。

…以上、勝手な憶測で、全く的外れかもしれませんが、今日のwiki記事、普段から私が感じていたことを書かれていたので、反応してしまいました。

(From KZさん)

2009.11.14 Sat | Language| 0 track backs,
仏文のwikipedia vs 英文のwikipedia
wikipediaは、例えば日本語のサイトにアクセスしても、左のサイドバーから選べば、そのほかの言語で書かれた定義をチェックすることができる。その際、いつも思うことがある。

フランス語の記述は、大概英語の記述よりも説明が少ない。
さすがにフランス人の解説の場合はたっぷり書かれているものもあるけれど、フランス的なものでも、英語のほうが熱心にあちこち例を引いて語っていたりする。

いい例が浮かばないけれど、下記はフランス語と英語のWIKI「ゼッケン」解説比較。
やはり英語の方が内容が豊富。

フランス人は他人のために熱心に奉仕しようという気が少ないのか。
ネット普及率が違うのか。

よくわからないけど、インドのWikiがスゴイ=熱心、と聞いたこともある。

ゼッケン(フランス語WIKI)
ゼッケン(英語WIKI)
2009.11.10 Tue | Language| 0 track backs,
ラジオ講座はやはりリアルタイムが・・
今年から、NHKの語学ラジオ講座がWeb上で聴けるようになった。
1週間分を翌週まとめて聞くことができる。

これで朝ちょこまかラジオをつける手間がなくなる、と喜んだが、現実はそうはいかなかった。

結局、いつでも聞ける、と思うと、聞かないのだ。

で、やはりラジオを毎朝つけることにした。

7:45分、NHK「おはよう日本」の島津アナが画面に再登場すると同時にラジオをつける。この時間までには朝食を開始しているのが理想。

8:00、イタリア語講座が終わり、スペイン語講座へ突入。同時にNHKからフジTVの「トクダネ」にチャンネルチェンジ。
このころまでには、食器の片付けを始めねば。

8:15、スペイン語講座終了。ラジオを消して、本格的に「トクダネ」を見る。
床掃除など、10分ほどでできる簡単な家事を一品やってから、化粧を開始し・・・

こんな具合にラジオの時間をマイルストーンにしながら、朝のメリハリがつけられる。

そりゃ、いろいろやりながら聞くのでキャッチできる部分は限られている。
それでもなにかしら耳にひっかかればよいではないか。

先日はイタリア語の「私」「IO」がエゴ(自己)から派生したことを知った。

やはり決まった時間に何かをやるというのは悪くない。

イタリア語講座前週分を聞くページ
2009.11.06 Fri | Language| 0 track backs,
イタリア特集

14日のエントリー「イタリア語で“縁者びいき”はなんというか、フランス語で“コネ”はなんというか」に関連して)

イタリア社会の特質を表わす縁故主義、コネを表わすクリエンテリスモという言葉があります。たしか塩野七生さんの著書「ローマ人の歴史」で読みました。

クリエンテは、英語のクライアントと同じの語源(ラテン語)という記述があったと思います。
本来の意味は、古代ローマで、平民が特定の貴族の保護を受ける平民保護制度を表わします。

血縁(家族・親戚)>地縁・知人>その他の人  人間関係に優先順位があり、制度や法律よりも実効性が高い例がイタリアに関する書物によく出てきます。

人間サークルのらち外にいる人は、何の恩恵にもあずかれない。電話を1本引くのにも!  これは、イタリア暮らしをした人ならすぐに分かるそうです。

地縁に関してはは、地方根性、偏狭な郷土愛を意味するカンパニリスモという言葉があります。おらが村のカンパニーレ(鐘楼)がいちばんという意味です。これは、都市国家の時代が長かった名残のようです。

サッカーが都市対抗形式で盛り上がっているのもうなずけます。

(セネージさんから)


マッサーの中野さんの携帯Diaryに、こんなのがありましたね。
「帰国を前に
懸案事項が前進。
同時にここで生活するには人間関係無くしては無理とも痛感」

それもまさにこれなのでしょうね。



9/26のシエナのドォーモ関係のエントリーに関連して

シエナ
2年前の5月に行きました。とにかく暑かった。連日30℃だったので。
大聖堂行きました。きれいでしたね。暗かったので、あまり床面の画の詳細は見てないのですが、ほかにここまでのものは見たことがなかったのでとても驚きました。この街は会社のイタリア大好きの同僚に教えてもらって行ったところです。
シエナはフィレンツェと覇権争いで負けて、鉄道もなく、寂れてしまいましたが、それが却って昔のたたずまいを残しているので、妻も街としてはフィレンツェよりこちらが好きです。

(Uさんから)


* ドゥオーモの床面装飾の公開は、季節限定のようです。普段は覆いがかけられているのだとか。地球の歩き方情報によると、今年の公開は、8/21-10/29だそうです。私はいいときに行きました。


9/28のトクダネエントリーに関連して

イタリアのサイクルロード熱はとくに凄いですが、今日のエリートロードはイタリアが勝たなかったのでスルーサッカーだって、 F1だって、Moto GPだってイタリアが 勝たなければ蚊帳の外。

しかし、毎日細かいスポーツまで、僅かながらに触れる番組があるのは凄いと思います。
(いつもランチタイムに流れていますので・・・)

(From Marqueさん)


* 日本のTVチャンネルで、ロードレースのことに触れるものがあると、すごい!と感激してしまいます。つまりそれだけ話題にのぼりにくい、ってことですね。


10/3のエントリー、券売機にクレジットカードが飲みこまれた逸話に関連して

イタリア国鉄の自販機に関しては、当時のイタリア語の先生(トリノの人)も「使い勝手が悪くて故障も多いので現地の人もほとんど使わないよ。」と言っていたので私も旅行する際は使わず、窓口で買っていました。

ただし、いつも長蛇の列でなかなか進まないことが多多あるので、かなり時間に余裕をもつか、前の日に買うなどしていました。

でも今年ローマに行った時は機械が新しくなっていたので使ってみたら、案外簡単に使えたので、『イタリアと言えどもちっとは変わってんのね。』と思ったもんです。(もっとも買ったのはローマから空港行きだったから、一番買いやすかったんだけど。)

ミラノ駅にある大型掲示板も「パタパタパタ…」っていうタイプだったけど、昨年から 電光掲示板になり、掲示板の一番右側にあった"rit."という表示の欄(確かめてないけどおそらくritardoの略。)もなくなっていました。・・・つまり数年前までは電車は遅れる事が普通だったのだと思います。

いろんな意味で『イタリアってまったく…』と思うこと多いですが、なぜか憎めなくて私は好きです。

(From LEMANIMAYU さん


* そういえば、あのパタパタ式の電光掲示板って、どんどん少なくなっていますね。

それから、ボローニャ行きが15分遅延だったとき、しきりにお詫びのアナウンスが入り、途中で5分遅れに挽回してました。最後駅に到着時に徐行運転となり、結局15分の遅延でしたが、あんなに何度もお詫びが入るとは驚き。まるで、遅延はめったないこと、と誇示しているかのよう・・・



(同じく券売機事件のエントリーに関連して)

無事のご帰国なりよりです。
イタリアの洗礼をしっかり受けられたようでお見舞い申し上げます。
私は今のところカードを吸い込まれたことはないのでまだまだ運がいいのかも。

ただ切符の自動販売機は操作を間違えた覚えはないのに中途半端な切符が出てきて、巡察でしっかり指摘されて追加を支払ったことがあります。

イタリアはTCはほとんど役に立ちませんね。
実際使えないのか今回のホテルのように面倒くさいだけなのか。

(From ciclistorossoさん



*ティラミス作りに挑戦したのですか。志高いです。
2009.10.17 Sat | Language| 0 track backs,
イタリア語で“縁者びいき”はなんというか、フランス語で“コネ”はなんというか
ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy *1)仏大統領の次男(*2)が、パリ市内公共機関の役人のトップに就任する話が出ていて、非難の声があがっている。

おお、なんとグッドタイミング。

今朝のラジオ・イタリア語講座(7:45~NHKラジオ第二、月~水は基礎編 )は、「同族主義、縁者びいき」という言葉の解説だった。

「縁者びいき」はイタリア語で、Nipotismoニポティズモというそうだ。

Nipote ニポーテとは、甥とか姪の意味。そこから派生して、ニポティズモは同族主義、縁者びいき。なるほど。

ちなみに、日仏学院通学時代、コネのことは「Piston」ピストンという、と習った。
ピストンのようにプッシュする感じが、援護射撃で、後ろから押してもらう「後ろ盾」のニュアンスをよくとらえている。

サルコジ大統領のご子息のピストンは、どう考えても強力だ。


*1)ハンガリーからの移民サルコジ氏の本名は、長いのだ : Nicolas Paul Stéphane Sarközy de Nagy-Bocsa (Wikiから

*2)息子はソルボンヌ大学の現役大学生。父サルコジ氏も息子の方も、政治家に多い(ENA=フランス国立行政学院)出身ではないようだ。ENAの卒業生はエナルク(Enarque)と呼ばれ、エリートの象徴といった感じ。

2009.10.14 Wed | Language| 0 track backs,
Redentore
辞書は、「電子」モノより「紙」がいい。
ぺらぺらめくって、なんとなく眺めるのが贅沢な感じがして、好き。

手元のイタリア語辞書の末尾には、動詞の不規則活用一覧が掲載されている。
昨夜、過去分詞形の変化をのんべんだらりと見ていたら、ある発見。

「Redimere」(=あがなう、解放する)、という動詞は不規則活用で、過去分詞は、「Redento」(レデント)となるそうだ。
ややこしい・・・RedimettoとかRedimessoとかじゃないんだ、Redentoなんだぁ、、などと思いつつ、あら、もしかして?
レデント・・・
これって、ヴェネツィアのジュデッカ島にある「レデントーレ」教会と同じ語源では?

ベニスで猛威をふるったペストが(「ヴェニスに死す」も伝染病で旅人が次々島を離れる話だ)、ようやく終息に向かったとき、救済記念のような意味合いで建てられたのがこのレデントーレ教会だったと聞く。

改めて辞書を引いてみる。
● Redimere レディメーレ=あがなう(分詞はRedento レデント)
● Redentore レデントーレ=あがなうための(形容詞)、救済主(名詞)

近頃硬直しているこの頭。新しい単語とかがなかなかスンナリ入ってこない。でも、これでRedimere、Redento、Redentoreは覚えられそう。私の脳も救済されたってとこか。
2009.04.24 Fri | Language| 0 track backs,
化粧はインチキ?
先日ふと耳にした言葉:TRUCCO
イタリア語で「化粧」だそうだ。
フランス語のマキヤージュとか英語のメイクアップとは全然違うから、語源は別なのだろう。

言葉の響きが、なんだかトリックに似ている・・・
そう思ってイタリア語の辞書を引いたら、やっぱり。
この単語にはトリックと化粧の2つの意味があるではないか。

動詞TRUCCAREは化粧するのほかに、インチキをするの意味もある。
化粧はトリック、インチキ、なるほど、ごもっとも。
2009.03.06 Fri | Language| 0 track backs,
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