日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
靖国神社みたままつりで、驚愕の出会い
夕暮れ迫る九段下駅前。

靖国神社で「みたままつり」と呼ばれる灯りの催しが開催中で、
ついでに覗いてみた。

様々な提灯が並んでいて、
相撲コーナーには、関取りの筆によるオリジナルの提灯が風に揺れている。

HPで確認してみたところ、もっと格式の高い言い回しで、
(みたままつりの時期には)「各界名士の揮毫による懸雪洞が掲げられて」いる、
とのこと。

懸雪洞とは提灯を指すようだ。


力士だけでなく、芸能人、アーティストの名前もあり、
みなそれぞれ、絵や文字で独自の提灯を彩っていた。


例えばこちらはデヴィ・スカルノという署名入りの提灯。
(右は伊東四朗さん。)

絵がお上手なのでびっくりした。
平安時代調の美女が描かれている。
着物の裾や袖が四方に広がり、バランスもよく
きれいで華やかな作品。ひときわ目を引いた。

IMG_5201.jpg 


この左隣にはー
漫画家さんたちのコーナーがあり、
ちばてつやさんの提灯が、いかにもちばさんらしく、
元気がもらえる絵柄だった。

IMG_5189_20170713204154154.jpg 


こうして漫画コーナーに見入っていたら、
隣の方では、デヴィ夫人の提灯の写真をせっせと撮っている
人達がいるのに気が付いた。
(以下私の心の声)

> そうだ、今日のブログはこれに決まり!
> タイトルは、「デヴィ夫人の提灯、靖国神社で一番人気!」
> しめしめ。
> じゃあ、当該提灯を撮っている人の姿も写真に収めておこう、
> 証拠になるものね、

パチリ!
・・・・


IMG_5196.jpg 


あれ??
も、、もしかして、ご本人?!

自作の提灯に見入るデヴィ夫人なのだった。

IMG_5197_20170713203306309.jpg 

隣の方には小泉純一郎氏や朝香光代さんの提灯があり、
そちらの方もしげしげと御覧になっていた。


デヴィ夫人との遭遇はこれで人生4度目。
六本木、代官山、銀座、そして本日、靖国神社。
なかなかの巡りあわせだ。


相変わらずしなやかな身のこなしで、
宮司さんへの対応も丁寧で好感度が高い。

ゆったりと時間をかけて提灯を見てまわり、宮司さんに付き添われ、
境内奥の方へと歩いて行かれた。

さて、次はどこでお会いするだろう(笑)?


関取のコーナーはこちら。
中央が白鵬、右は日馬富士。
白鵬の署名がかっこいい。

IMG_5192 (1) 


まだ暗くないのでよくわからないかもしれないけど、
すでに灯りがともされている。

暗闇になれば、もっと幻想的になるのだろう。

2017.07.14 Fri | 国内探索| 0 track backs,
旧岩崎庭園 和館篇
旧岩崎庭園の洋館のトリビアに引き続き、
今度は和館のトリビア。

つくづくここは三菱の館なのだなぁと実感させるのが、
和室だ。
三菱ダイヤモンド=ひし形模様がいたるところに見られる。

例えば錺(かざり)金具。
何気にひし形だった。

IMG_3487.jpg

 

さらに書院障子にも、菱紋。
細かいのでうっかり見逃しそうになるけれど、
ひし形の連続模様になっている。

IMG_3483.jpg


襖の引手もひし形だった。
よく見えないので・・

IMG_3473.jpg 


ズームしてみる。
細部にまで三菱のロゴに拘る名家。

IMG_3473a.jpg


名家と言えば、こんな箔付けのための
お飾りもあった。

下の写真の丈夫に、つっかえ棒のようなものがあるが、これはーー

IMG_356a0_2017062700190613a.jpg 


本竹節欄間といって、、天井につっかえ棒を渡すことで、
敵の武士が刀を抜けないようにしたもの。

江戸時代の建築に見られる工夫を、
昭和に再現したのは、もちろん刀うんぬんのためではない。

江戸時代にはやった様式を、取り入れることで
家の格式を高く見せたのだそう。


こちらは船底型の天井。

IMG_3524.jpg


さらに、丸太一本を使った天井も。
特に和室は木材がふんだんに使われている。

(。。。と書いてWIKIを見たら、
「良質な木材がふんだんに用いられている」と書かれていて、
なんか真似したみたいでいやだなと思ったけど、
とにかく、丸太一本そのまま使うなど、木の使い方は圧巻だったのだ。)


IMG_356a0_2017062700190613a.jpg 


ガイドツアーによると、こちらの和館は居住用につくられたそうで、
洋館がよそ行き、和館が普段着といった使い分けだったみたいだ。


奥の部屋には大きな橋本雅邦の富士山の絵もある。

一流に拘り、名家であることをそこここに見せつけた岩崎家。
一家のパワーを改めて堪能した。


関連エントリー:
2017.06.27 Tue | 国内探索| 0 track backs,
旧岩崎庭園の空中階段
三菱財閥創設の祖、岩崎彌太郎氏の長男、且つ
三菱第3代社長の久彌氏が住んだ洋館は、
東京都に寄贈され、今旧岩崎庭園として公開されている。

これまで何度か触れたことがあったけれど、
先日じっくり訪れた際、様々な発見があった。


例えば入ってすぐのところにある壮麗な階段が
実は空中階段だった、という事実。

今では訪問者が多いため、細い補助柱が追加されたものの
確かに階段折り返し部分を見ると
下がほぼ空間になっている。


(写真は撮影許可日に撮影)
IMG_3413.jpg


建物はジョサイア・コンドルの設計で、
綿密で正確な構造力学あってこそ、こうした空中階段が実現した。


また、手前の太い柱には木の浮彫が施され、
よく見ると縦に割れ目が見える。

これは円柱の周りに薄い板を巻き付けるかたちで
製作されたためだ。


IMG_3389.jpg 


簡素だけれど、入り口にはステンドグラスもある。

IMG_3379.jpg 
 


部屋の一部にはイスラム美術も取り入れられている。

コルドバで見たメスキータをほうふつとさせる。


IMG_3495.jpg 



洋風の中に突如イスラム様式というサプライズ。
どことなく無国籍風な印象だけど、ふと上を見上げると


IMG_3461.jpg 



天井の細かい模様は、なんと刺繍によるものだった。
モチーフの花は、それぞれ形を変えていて、
イスラムと和が融合した天井なのだった。

IMG_3506.jpg 



こちらはギリシャ神殿のアーキトレーブをも連想させ、
様々な様式の華やかな競演といった感じだ。


IMG_3450.jpg



ベランダのタイルはティーセットなどで有名なミントン製。
わざわざイギリスから輸入したそうだ。

IMG_3430.jpg 


岩崎久彌家勢ぞろいの集合写真。
まさにこの場所で撮影された。

都内の庭園や邸宅見物をしていると、
なんでもかんでも旧岩崎家の・・・といったものにぶちあたり、
この一族の不動産への終着ぶりが際立っている。

けれどこの久彌氏は、小岩井農場を開き、
農場経営や社会貢献にも腐心するなど、必ずしも上流階級の贅にのみ
関心が行った人出はなかったようだ。


IMG_3425.jpg 
2017.06.26 Mon | 国内探索| 0 track backs,
都内で見られるフシギな二重螺旋階段
■ ダヴィンチの階段は、正妻と愛人が会わないようにとの配慮から


フランスのシャンボール城の階段はダヴィンチ作だそうで、
二重螺旋階段になっている。

それぞれの螺旋は決して交わらない構造で、
アンリ二世の妻と愛人が顔を合わせないで済むように、
との配慮からなのだとか。


実はこの不思議な二重らせん階段は東京都内にも存在する。

それがこちら。
左がメインの階段だとすると、
右奥にが隠れた階段(入り口が見える部分)。

IMG_3881_20170621222235e62.jpg 


マイナーな階段の方は入り口自体が人目に付きにくく
ましてその裏に階段があるようにも見えない。


とても秘密めいた空気に満ちている。

この2つの螺旋は重なり合って、交わることのないまま
最上階に続いている。


IMG_3880.jpg 


とはいえこの建物は学校なので、
愛人と正妻の鉢合わせ防止のためではない。

では何のためかと聞かれると、わからない。

ただ、最上階にはディレクターのオフィスがあり
原則一般の立ち入りはできないので
この秘密めいた階段がぴったりマッチしているともいえる。


多くの生徒がこの前を通過するけれど、
二重らせん構造になっていると気づいていない人も多いはず。

2017.06.21 Wed | 国内探索| 0 track backs,
深川図書館のステンドグラス
旧東京市立図書館をもとに建て替えられた深川図書館。
先日清澄庭園散歩の折りについでに覗いてきた。


なにしろ建物が、レトロで光っていたので。

P1880332.jpg 


思わず中に入りたくなり覗いてみた。
すると、目の前に螺旋階段とステンドグラスの威容が。
図書館とは思えない、まるで教会みたい。

図書館なら写真撮影はだめだろう、そう諦めていた。


ひとしきり見てから出口に向かったら、
階段のみは写真撮影OKと書かれていた。

なるほど、写真いいですか?という問い合わせが多かったのだろう。


P1880346.jpg 


螺旋は3重巻きだった。

P1880335.jpg 


ステンドグラスも各階に設置。
模様がそれぞれ異なっている。
モダンで軽やかで明るいステンドグラス。

P1880341.jpg 


下から上を眺める。

IMG_5985.jpg


手すり部分にはこんな注意書き。

IMG_5984.jpg 


他の利用者は写さず、身内だけならOKだろう。
上から下を眺める。

P1880344.jpg 



うっとりするような階段。
でも、利用者さんたちはそんなのにはお構いなし。

見慣れるとそんなものなのかな。

とにかく江東区はお金持ちと見た。


深川散歩その1:
2017.06.20 Tue | 国内探索| 0 track backs,
深川散歩の発見 清澄長屋と深川図書館
先日清澄庭園に行った時、意外な話を聞いた。
東京都が岩崎家から本庭園の管理を任された後、
庭園裏に長屋を建てて、庭園の維持費の補助にしたそうだ。

それが、旧東京市営清澄庭園店舗向住宅。
今でも残っている。


P1880350.jpg 



ネットを見ると、防災用に建てたという説だったけど、
まあそれもあるのだろうけれど、
庭園のガイドツアーでは、維持費の足しにしたと確かにおっしゃってた。


IMG_5992.jpg 


つくりが凝っているものもあって、
何様式と名状しがたい様々な質感の外壁が
組み合わさっている。

P1880354.jpg 


結構最近脚光を浴びているようで
(TVでも紹介されたそう)
こじゃれた店がいくつか出店している。

目の前にいたカップルなどは、
わざわざ電車でこの店の商品を買うために来たようだった。

P1880349.jpg


その後、ちょっと近辺を散歩した。

すると、不思議な建物が・・
これが中学・高等学校というからびっくりだ。

この空中廊下部分には図書室があるそう。
清澄庭園に近いだけでなく、清澄公園と隣接している。


P1880324.jpg 


付近のショップも緑豊か。

P1880329_201706162250471c6.jpg


そしてこの深川図書館がなかなかどっしりした造り。

1993年竣工と書かれていたので、新築なのにわざと古い様式にしたのかと思いきや、
明治42年(1909)に東京市立図書館として造られたものが
江東区に移管され、平成5年(1993)に建て替えられたのだとか。

つまり、当時の面影を残しつつ改築したのだろう。

重厚感があって、羨ましい。
今にも朽ち果てそうなわが近所の図書館とは大違い。


P1880332.jpg


さらに、中に入ってますますびっくりしたのだった。

(つづく)
2017.06.16 Fri | 国内探索| 0 track backs,
清澄庭園の大正記念館でケーキを頂く
清澄庭園には大正天皇の葬儀に使われた建物=大正記念館がある。

正確に言うと、実際に葬儀で使用された葬場殿は
戦火で消失し、これは再建されたもの。

とはいっても皇后の葬儀の時に使用した葬場殿の材料を
使用した上で再建したそうだ。

現在清澄庭園入ってすぐ左手にその大正記念館はある。

直線使いが印象的。
シャープな造形の建屋に、
ところどころ使われた木目がぬくもりを与えている。


P1880302.jpg 


通常は開いていないのだけど、
ゴールデンウィークや人手の多い季節に
休憩どころとしてオープンする。

中に入ると、風景画を眺めるがごとく。


IMG_5900.jpg 


窓際の席で一服。
あんみつ、白玉など和的なデザートもあるけれど、
珈琲+ケーキにした。

IMG_5916.jpg 


シブーストとベリー系のケーキ。
普通においしくて、なるほど食べログに出ているわけがわかった。

IMG_2797.jpg


そう、この大正記念館を検索すると
食べ物の場所としてヒットする。
いつでも開いているわけでないので要注意。

風景がごちそうで、天気のいい日に景色を眺めつつ食べるケーキは
とっても美味でした。

しかもケーキセットは600円。
場所のわりに良心価格なのだった。


IMG_5922a.jpg 


涼亭の脇にはアオサギが陣取り、
置物的な雰囲気をかもしていた。


P1880182.jpg



緑滴る季節。
木々が発散するエネルギーで、充電のひととき。

P1880272.jpg

2017.06.10 Sat | 国内探索| 0 track backs,
小石川後楽園の花菖蒲
最近庭園ハンティングに興じている私。

先日 六義園ではさつき、あじさい、小石川後楽園では花菖蒲を堪能した。

これまで花菖蒲というと東御苑に見に行っていた。
小石川後楽園も花菖蒲園が有名だというのは今年初めて知る。


IMG_3191.jpg


比較すると、

東御苑は様々な種類が少しずつ。
至って上品に植えられている。

以前の東御苑(アヤメと書いてたけど花菖蒲だった):


 IMG_3189.jpg


一方小石川後楽園の方は
なかなかワイルドな咲きっぷりだ。

IMG_3187.jpg 


同じ種類がまとまって小分けにされて咲いている東御苑スタイルではなく、
多少かたまってはいるものの、
広い敷地を与えられて好き勝手に咲いている感じ。


IMG_3184.jpg


ipadのパノラマ機能を珍しく使ってみた。


IMG_3180.jpg


よそ行きの(かなり立派な)東御苑に対し、
普段着の小石川後楽園。

小石川後楽園というと、
紅葉としだれ桜の名所として認知しており、
それぞれの季節=春と秋にしか行っていなかった。

IMG_3190.jpg



でもほんの10分でも覗いてこようという気にさせる庭園パスのおかげで
意外な季節に意外な発見がある。


IMG_3151.jpg 



なにしろ清澄庭園や芝離宮は入場料がたったの150円なので、
4000円の庭園パスはまだもとはとれていないけど、
このパスのメリットはコストではないと気が付いた。


IMG_3133.jpg


構えずに、つまりわざわざお出かけのための時間を設定せずとも、
ふらりと何かのついでに空いた時間に行くその気軽さが利点なのだ。
行っても5分しか滞在できないと知っていたら、きっと初めから行かないだろうから。


IMG_3130.jpg


春から初夏にかけて庭園巡りは忙しい。
芽吹き始めるとあとは一気に様々な花の饗宴になる。

夏になると、庭園めぐりも一旦下火かな。
あとは秋まで待つ感じだろうか。

庭園は、夏の花とはあまり縁がない印象がある。

2017.06.09 Fri | 国内探索| 0 track backs,
今が見ごろ さつき対決 六義園 vs 東御苑
さつきとつつじの違いは、
単に咲く時期、なのだとか。

5月の連休頃から咲き始めるつつじが終わると、
さつきの出番になる。


しだれ桜で有名な
駒込の六義園は、つつじも見事だけど、
その後池の周りを彩るさつきも
華やか、というのを今年初めて知った。


IMG_2929.jpg


来週では遅い、そんなツイートを目にしたものだから、
あたふたと行ってきた。

IMG_6129.jpg


家の近所でも見かけるこのさつき。
でも上品な背景を背にすると、まるで違う光景。

午後はこのあとすみだトリニティホールで
マラーなどのオーケストラコンサートの予定で、
サツキを見たら、ランチを食べてコンサートのつもりだった。


でも、サツキだけでなくあじさいも様々な種類植えられていて、
丁度咲き始めたところだったので、結局ゆっくり時間をかけて
巡ることに。

おかげでランチは慌ただしく、事前に予定していたところは
断念したけど、悔いなし。
天気も最高。
湿度が低くて、日光は結構きついけど、快適、快適。


IMG_2894.jpg



一方で、こちらは先週の東御苑。
サツキの小路を歩いてみた。

P1880063.jpg 


こちらはいつも花菖蒲の時期に行くのだけど、
花菖蒲が満開の時には大体サツキは終わり。
今年こそ、サツキの満開に遭遇したい、というわけで早めに行ったのだ。


P1880057.jpg



今花菖蒲咲き掛け+サツキがちょっと終わり頃の東御苑。
どうやら東御苑は、六義園のサツキよりも咲くのが早いらしい。

P1880050.jpg


サツキが途切れず連なり
流石手入れは日本一。


P1880066.jpg


昨日の清澄庭園ガイドツアーでこんな話を聞いた。

花の色の原則というのがあって、
初春は黄色、
春はピンク、
初夏は緑、
夏は原色が主流になる。


なぜ初春は黄色なのか。
虫をおびき寄せるため。

虫は色を識別できないものの
黄色だけはかろうじて識別できる。

春先、まだ虫が少ないこの時期に
受粉のため、虫に来ていただくために
黄色をまとうのだそうだ。


さて、今の次期、つつじは色鮮やかなピンクだけど、
むせかえるほどの新緑も圧巻だった。

目に青葉・・の季節を実感。

桜の次期からここまで、めまぐるしい花暦。
そろそろお花ハントもひと段落かな。

2017.06.04 Sun | 国内探索| 0 track backs,
清澄庭園1)園内の富士山(見立て)に注目

岩に頭をぶつける夫。

・・・その訳は後述するとして -


IMG_2783.jpg

 

花菖蒲が咲き始めたと聞き、今日は清澄庭園へ。

花菖蒲ガイドと庭園ガイドに参加して、

園内の魅力を満喫した。 

 

清澄庭園は、かの三菱商事創設者岩崎弥太郎氏の家系が

三代に渡って維持してきた別邸で、

関東大震災前には洋館と日本邸宅があり、

今は迎賓用につくられた涼亭と、

大正天皇の葬儀に使用された建屋を再築した大正館を見ることができる。

 

とはいえ園内の魅力は歩くたびに景色の妙が見事なその地形、

草花などだ。

景色の妙の例としては、富士山の見立てがある。

(下の写真) 

山腹に当たる部分にはつつじが植えられ、

これが雲の見立てになる。


P1880294.jpg


ふもとにはこの岩。

 

滝の見立てなのだとか。

上から水が流れるような模様が見事。 

岩崎家は、日本中から石を取り寄せ、園内いたるところに

敷き詰めた。

今では相当効果な赤い岩などもある。

  

そしてここはパワースポットになっているそう。


一番上の写真は、そんなパワースポットから力をもらおうと、

夫が頭をすりつけているところ。

頭のケガは完治はしたけど、もう問題ありませんように、、という願掛けか。


IMG_5770.jpg


その滝の脇には小石の道筋。

こちらは川を模していて、

縁の中央にある池(これは海に見立てられる)に向かって

注ぎ込む仕掛け。


IMG_2851.jpg


庭園を日本に見立て、その中に日本一の富士山をしつらえた。

日本一の財閥岩崎家ならではだ。


.

2017.06.03 Sat | 国内探索| 0 track backs,
古河庭園 ライトアップと洋館100周年
昼間に行っても十分楽しめる古河庭園だけど、
夜しか見られない光景を見つけた。

それがこれ。
え??なにこれ?と最初思った。
これは横の部分だと後でわかった。
横から見るとなにがなんだかわからない。

IMG_2276.jpg 


回り込んでわかった。
100!

IMG_2274.jpg


どうやら古河庭園100周年のよう。
受付でうかがったところ、
庭園と邸宅で、出来上がりに少しタイムギャップはあけれど、
とりあえず今年は洋館の100周年なのだそう。

そしてライトアップの光のむらが
いろいろな陰影を生み出して、幻想的!

P1870948.jpg P1870944.jpg


昼には昼の
夜には夜のよさがある。

P1870937.jpgIMG_2263.jpg 


この写真は先日のものなのだけど
本当はもう1度行きたかった。
でももうライトアップは終わり。

たった10日間だけの贅沢なのだった。

季節はあっという間に巡り、このバラたちも
すでにしおれていることだろう。

街路樹で植えられているサツキがもう枯れ始めている。
花の勢いについていけぬまま、もうすぐ6月。
2017.05.28 Sun | 国内探索| 0 track backs,
旧古河庭園のバラフェスティバル夜間開館では建物がステキに浮かびます
都内9庭園共通パスを買ってからというもの、
花の開花をにらみながら、各所をめぐっている。

今の時期は北区西ヶ原にある旧古河庭園がおススメ。

バラが見事でほれぼれする。
しかも入園料は150円。
(私は関係ないけど)。


ほのかな香り漂う園内で、さあバラの写真を、と思ったものの、
まずは洋館に目が行った。

昼間よりも、ライティングのおかげで内部がよく見えるのだ。


P1870902.jpg



こちらの内部見学はかなり前からの事前申し込みのみなので
まだ入ったことはない。

しげしげ見たところ、直線使いの模様がモダン。
ジョサイア・コンドルの設計だ。


P1870904.jpg



アールデコかしら、と思ってチェックしたけれど、
特に出てはいなかった。
ただコンドルなのでアールデコということはなさそう。

清泉女子大(旧島津邸)は、イタリア・ルネサンス様式ではなかったか。
こちらはそれよりくだけた雰囲気で、
やはりモダンスタイルというのが似つかわしいか。


P1870900_20170520231236853.jpg



内部はかなりすっきりした様子。
白が基調のよう。


P1870905_20170520231240841.jpg



外壁のブロック使いもアクセントになっていて、
白いドアと寒色のコンビネーションで落ち着いた雰囲気。


P1870911.jpg



書斎か図書館らしき部屋。
こちらも平素は見た記憶がない。

P1870899.jpg



こちらから見ると、やはり出窓の部分がひときわアクセントになっている。

バラは建物を2方から囲むように植えられている。
種類が豊富で、嬉しいことにネームがそれぞれについている。


P1870898_2017052023123517b.jpg 


庭のバラのお話はまた後日。

2017.05.20 Sat | 国内探索| 0 track backs,
亀戸天神の藤が見事だった
連休中、亀戸天神の藤を見に行った。

丁度満開で、薄紫、いわゆるモーブ色の上品な藤たちが
たわわに咲き誇り、甘美なひと時だった。


P1870779.jpg 


以前行ったのは、2014年5月4日、
やはり連休中だった。


その時に比べると、時期がどんぴしゃだったのか、
藤の花がこんもりしていた。
その代わり混雑ぶりも半端なかったけれど。

(NHKの朝のニュースを見て、思い立って行ったので
混雑やむなし。)

P1870764.jpg 



早咲きのものは一部終わりかけだったけれど、
房が長い藤も含め、大半の藤棚が丁度見ごろ。

前回行った時はたぶん時期が早く、裏手の藤がメインで、
こちらの藤だなはまだほとんど咲いていなかったのでは
と思う。


P1870871.jpg 



むろん足利フラワーパークにはかなわない長さで、
足利に行ったらしきご一行様は、
「足利を見ちゃうとねぇ」なんて口にしながら見てたけど、

手軽に見られるのはありがたいし、
私としては これでも十分堪能できた。


P1870870.jpg



藤棚はあちこちに散らばっていて、それぞれ種類が少しずつ違うらしく、
房の長さ、先方、色合いなどが棚ごとに微妙に異なっていた。


P1870760.jpg


色の一番濃いものは房は比較的短め。

人はみな長いものが好きなのか、このあたりはガラガラだった。
恐らくほかの庭園でも、このぐらいの長さのものは時折見かけられ
レアな長い方へと群がるのだろう。

とはいえ、東御苑でも、芝離宮でも、藤棚はこれほど
過密しておらず、亀戸はやっぱり立派だとつくづく。


IMG_1627.jpg



スカイツリーとのツーショットができるのも
こちらの特色。

IMG_1625.jpg



3年前に比べて、外人さんが明らかに増えた。
日本への観光ブームを改めて感じる。

IMG_1624.jpg


東御苑のつづじも、六義園のしだれ桜も、
数年前より花の咲き方が寂しくなった。

羽木公園や青梅の梅に至っては、老木となり
切ったりしてテコ入れが不可欠となった。

土壌のせいか、気温変動のせいかわからないけど、
あちこちで成長不良が目立つ。


その点、この亀戸天神の藤は、
月日を経ても文句なしに素晴らしい咲きっぷりを誇っている。

裏には相当な努力があるのでは
などと推察する。


今年は体調がまだ完全でなく、
朝早い時間に家を出られなかったけど、
来年はぜひ、少しでも空いている朝に到着するようにしたい。

そう、いまから来年のことを考えるほど
リピートしたくなる美しさだった。


特に涼風になびく姿の優美さといったら!
惚れ惚れした。
2017.05.07 Sun | 国内探索| 0 track backs,
六義園でつつじのガイドツアーに参加
IMG_1294.jpg -- 江戸初期に柳沢吉保の下屋敷として整備された由緒正しき六義園は、 しだれ桜のほかに、庭園のそこここに咲き誇るつつじの美しさでも知れ渡る。
--
IMG_1283.jpg -- 江戸時代から出入りの植木業者が手入れを行い、 既にその時代から誉れ高かったらしい。さて、そんな六義園ではつつじの時期にガイドツアを行っていて、先日参加してきた。
--
IMG_1231.jpg -- 江戸時代、この庭を描いた絵図にもつつじは描き込まれているほど、六義園のつつじは誉れ高かったそうだ。

その絵図がこちら。写真右手の赤いぽつぽつがつつじを表したもののようだ。

何気なく普段見慣れているつつじだけど、ツアーに参加して、それぞれに個性があることをあららめて知らされた。


--
IMG_1208.jpg -- 【霧島つつじ:一重】

例えばこちらの霧島つつじ。<霧島>の名からもわかる通り、もともと鹿児島県霧島の品種らしい。 おそらく江戸城経由で江戸市民に伝えられたのだろうとのこと。

よく見ると、花弁は一重。これがふつうかと思いきやー

--
IMG_1205.jpg -- 霧島つつじ:二重】

同じ霧島つつじでも、二重のものがあった。

二重の花弁のうち、外側のものは、実はもともとガクの部分だったという。

それが進化(?)して花びらになったものが二重。そのままガクのものが一重というわけ。

--
IMG_1253.jpg -- こちらのつつじの中でも特に山桜はかなりワイルド。

山桜はもともと刈り込みをせずに、素のままで育成するのがふつうだけど、

それにしても六義園の山桜はうっそうと茂っている。

--
IMG_1224.jpg -- 場所によっては頭上から垂れ下がるほどに繁殖していて勢いがいい。
--
IMG_1240.jpg -- 江戸時代には、これほどまでの赤い色は珍しく、人気を博したそうだ。

おしべの数は、5本のもの、7本のものなど、種類によって異なるのだとか。


丁寧にひとつひとつ見ていくと、つつじ、とひとからげで見ていた花たちの顔が見えてくる。

--
IMG_1209.jpg -- ガイドのつつじ博士。江戸時代から続く六義園のつつじ愛を受け継いで、熱いお話をありがとうございました。

ちなみにこちらは==>2010年の六義園。写真に写す風景が微妙に違っていて、いつ訪れても心浮き立つつつじの園。

--
--
2017.05.05 Fri | 国内探索| 0 track backs,
ダイハツのCMに登場する洋館は・・・これ。古河庭園!
火曜日21時にフジTVで放映されている
「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」を見ていたら
ダイハツのコマーシャルの中に見慣れた洋館が登場した。

当該CMの<写真>は以下の通り。


無題 


おお、これは北区西ヶ原の旧古河庭園ではないか。
今年も訪れたけれど、桜の写真を撮った関係で、
この角度の写真はなかった。
(桜は建物の側面にあるのでそちらばかりを撮っていた。)


けれど以前GWに行ったときの写真から
同じ角度のものを見つけた。
間違いない。

P1800082.jpg



YOU TUBEはこちら。↓




ドラマやCMに馴染みの建物が出てくると、

ちょっと目がらんらんと輝いてしまう。



関連エントリー:

みどりの日:都内の庭園が無料、さらに1時間開園延長

本日の天声人語「樹木葬」と緑の力

一足先に満開のしだれ桜を堪能: 旧古河庭園編(穴場)

みどりの日の無料入園


2017.04.25 Tue | 国内探索| 0 track backs,
"shw-greenwood" template design by Shallwill