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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ボローニャで宿なしか ~ ことの顛末
続き:

イタリア最終日、ボローニャで宿の大トラブルに見舞われた私。宿はとれていたけど、空港から77kmも離れた宿だったことが判明。朝7時の飛行機なので、77kmは遠すぎて論外。
(飛行場そばの宿と思って予約したくだりは、前日のDiaryにて)

とにかく予約していたホテルはキャンセル料を払って、空港そばに予約しなおすことに。

たまたま急きょ予定を変更したおかげで2時間早く空港につき、ツーリストインフォメーションがあいている時間に到着できたのは不幸中の幸いだったけど、窓口のおばちゃんからは、分厚いホテルブックを渡されて、これで自分で電話せよ、と冷たく言い放たれた。

しかも見本市真っ最中で宿はほとんど満室状態だという。

実は日本で予約のために宿を検索していたとき、ボローニャの宿だけがべらぼうに高かった。Booking.comでも、200ユーロ以上ばかりだったので、見本市かな、という予感がしていた。

途方に暮れて、「とにかく空港に近いホテルをいくつか教えて」と頼んだが、教えてくれたのは一個だけ。
「まずこれにトライして、だめだったらまた来なさい」って。

わけわからない。
なにはともあれ、シェラトン・ボローニャは、空港から一番近いらしい(でも1km。どうやら空港にすごく近いホテルはない)。とにかく一刻でも早く電話せねば。
日本からもってきた携帯を使おうとして、はて、どこに入れたっけと探し始める。

携帯は持ってきてはいたものの、どうせもう最終日、使うことはあるまいと適当に荷造りしてしまった。

まず携帯は手荷物の中からすんなり見つかったものの、暗証番号と使用説明書はスーツケースの中。

暗証番号は変わったばかりで覚えてない。
使い方も、今回の機種はいろんな番号や記号を押さないと海外につながらないのだ。

説明書は、一番手っ取り早い方法として、仕方なくPCを開いて、携帯説明書として保存したWordファイルにアクセス。

暗証番号のほうは、いずれかのメールに入っているはずなんだけど、あせっているせいか見つからない。メールは送受信がたくさんありすぎて、探すのがめんどくさい。あきらめて、どうにか化粧ポーチの中からやっと暗証番号を書きとめたポストイットを見つける。

電話。しかしつながらない。
そっか、
イタリアは、国番号+エリアコードのゼロを取らずにそのままでいいんだっけ。
落ち着け、落ち着け、、

だから39.51。。。じゃなくて
39.051。。。で、、、

でもつながらない。

今回の機種は最後に#を入れるのだが、それを忘れていた(とあとで気づいた)。

でも、とにかく空港そばと思って予約した宿が77km離れていたというショックから抜け出せない
私は、もうなんだか自暴自棄の気分。ええいまどろっこしい、おばちゃんに泣きつこう。

「つながらないよー」
「そんなことはあり得ないわよっ!」
「だって、イタリア語で番号存在せず、って言ってるし」

ぎろっとにらみつけたものの、やれやれといった様子で、ホテルに電話をかけて受話器をパスしてくれた。

ありがとう!

電話で予約を呼び出す。「ラスト1室あり」とのこと。
もう天にも昇る気分。

しかし、「ただしエグゼキュティブスイートのみですから」と。

値段は、今までの6泊分の部屋代合計より高く、思わず絶句。

でも空いていること自体がラッキーだ。長い人生の中でみたら、このぐらいの出費はなんてことない、、はず?

とにかくすぐさま部屋をキープしてもらう。


次の問題はシャトルバス。
これ以上出費なんていやですから、無料シャトルに乗るのさ、と決めたのはいいが、どこに来るのかわからない。
タクシー乗り場そば、とだけホテルの人に言われてきたけど、これが見つからないのだ。

インフォメーションのおばさんのところに戻り、再度聞いたけど、なんだか要領を得ない。

タクシーの運転手に聞いて、と。
しかしタクシーは全部で払って、待ちの長蛇の列ができているほどだ。

あちこち動き回って、言われたようなシェラトン印のバス停の看板なんてどこにもないじゃない~、という状況。
もう1キロなら歩いて行こう、おばちゃんに道を聞こう、、と戻りかけたら、あのシェラトンのSの字付きのバンが見えた。
泣きそうに嬉しい。


さて、ようやくチェックイン。それはスムーズ。
お値段のことだけはある、さすがにすごいホテルだわ、ここ。

朝は4:45から朝食開始。(朝食は料金に込み)
空港へのシャトルバスも5時台から15分おき。

夜と翌朝の2回ジャグジーに入り、たっぷり置かれていたウェルカムフルーツを夕食代わりに食べ、ネットは24時間で22ユーロというのでばからしく、ロビーの備え付けPCなら無料だからと、ちょこっとメールだけチェック(日本語読むことは可能)。

部屋はこんな感じ

Bologna - Sharaton Airport
P1690909.jpg


ジャグジー。シャワーは別室にある。

P1690905.jpg


TVはいきなりつかない。さすがイタリア。中をあけて確認したら、バッテリーの接触が悪かった。
すごい適当なリモコンで、バッテリーがすぐ、ズレてしまう構造。

やっとついたと思ったら、いきなり「次のボタンを押したら、Pay TVになり、課金されます」という字が出た。

TVボタンやチャンネル番号、矢印など、どれを押してもこれが出る。
余りいじると課金されそうでこわい。
TVあきらめ。

P1690910.jpg

翌朝、4時過ぎに目が覚めたのでジャグジーに入り、アメニティを一部もらうことにして、(靴磨きと女性キットとかいうセット)、朝ごはんをしっかり食べておいた。

元をとったとは言い難いが、最大限元をとるべく努力(?)する。

支払いはT/C。受け付けない、と言われたが、ある事情を述べて(VISAゴールドカードをイタリアの駅のマシンに吸い取られたまま回収不能になった=これ、本当の話)、食い下がる。「T/Cしかないんです」

(本当はまだダイナースと普通のVISAを持っていたのだが)

しぶしぶ20分かけて、マニュアルみながらなんとかやってくれた。
文句タラタラだっだけど、要するにめんどくさくてT/C不可と言っていたのだ。

ひとり途中から私の後ろに並び始めた人がいて、その人に、何度も謝っておいた。「カードが機械に飲み込まれたからT/Cなんです、すみません」と。
その人は、イタリア人。恐らく、よくありがちなそういう時間を見越していたのだろう、いいよいいよ、と。

でも、支払いはまだ終わっていない。
最後の最後で、レセプショニストが「やっぱだめです」と言ったときにはうそー、と思った。
「これドルなのに、なんとかかんとか」とかいうではないか。

違うよー、よく見てよ、ユーロのT/Cだよー。書いてあるじゃん。

アメックスのT/Cだったせいで、勝手にドルと勘違いしていたのだ。

ユーロですよ、と指摘すると、ああ、なら話は簡単!と一発OK。がくっ。

もしこれで、知らぬ間にドル建てで換算されてたら、さらに膨大な額を要求されるところだった。危ない、危ない。

(宿代は、電話で最初に聞いていたけど、何百ユーロ台というのだけ覚えていて、何十ユーロだったかちゃんと記憶してなかった。高かったからもうやけっぱちで、どうでもいいや状態だったのだ。)

3%コミッションとられたけど、カード払いより安く済んだ(はず)。
このT/C、ユーロが118円のときに買っておいたものだから。

今イタリアではT/Cは銀行でも受け付けなくなっていて、使う場所がなくなりつつある。使えるときに使わないと・・・

宿の人に「T/C不可」とか言われつつも ゴリ押ししたのは、そんなわけだった。ささやかな抵抗。


5:40、やっと解放される。5分間、ロビーでパソコン。メールのチェックして、5:45のシャトルバスに乗り込む。
5:48無事ボローニャ空港着。

とにかく、なんだかわけわからないボローニャ滞在だった。
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2009.10.01 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
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