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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
西洋文化を学ぶための穴場的本
絵を読み解くことが好きな友人が多いので。

ダン・ブラウンの力作『ダ・ヴィンチ・コード』(The Da Vinci Code)。
ミステリー小説だけど、意外に西洋文化を理解するのに一助となる。

ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セットダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット
(2006/03)
ダン・ブラウン

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事件の舞台はルーブル美術館なので、何気に絵画の話が出てくる。

言葉の語源に触れるくだりもある。

古代の常識では右は男、左は女=右はすばらしく、左は卑下する対象だったのだとか。

これを知って、なんだかすっきりした。前から「左」と言う言葉は「右」に比べてネガティブ、と感じていた。

フランス語の左Gaucheは不器用、
イタリア語の左Sinistraは英語のSinister不吉と同じ語源と思われる

それに比べ右は
Rightといえば正しい
フランス語のDroitは法律、まっすぐの意味もある。

やはり右と左で差別化の意識が潜んでいたのだ。

さらに異教徒Paganという言葉。
もともと田舎を表していた。
田舎者=田舎までには宗教が届かない=異教徒、異端

となるそうで、つまり田舎という言葉には否定的な意味が伴った時代がある。

そして、Village=村と言う言葉もしかり。
同じ語源のvillain 悪人も、同様の差別的概念からきているという。

いろいろと学べるミステリー。

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2009.09.10 Thu | Books| 0 track backs,
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