FC2ブログ
日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ヴェネツィアのゲットーにて その9 - ゲットーツアー
5月のイタリア・ヴェネツィア・ゲットーネタがまだ続く。
1500円弱の入場料を払い、併設の本屋で20分ほど待って、ツアーにジョインした。

英語のガイドの説明では、5つあるシナゴーグのうち、現在公開中の3つすべてを今回巡るという。最初はドイツ系シナゴーグ。スコーラといった方が適切のようだ。

写真は撮影禁止だが、公式サイトに内部の様子が載っていた。ここ

入り口の様子からは想像もつかないほど、金ピカで豪華。

河原英昭氏の本にも、なるほど「ラッパレンツァ・インガンナ=外観は欺く」という言葉があると書かれていた。

1P1540904.jpg

そのあと、内部の渡り廊下を経て、カントン・スコーラへ。
屋内にある入り口の写真だけならOKだろうとシャッターを押す。
中はドイツ系のよりもこじんまりと質素な感じ。

以前のエントリーに写真を入れたあの小型のクーポラが見える場所がここに該当する。

この先にイタリア系スコーラがあるが、公開していない。
さらにゲットーヴェッキオにあるスペイン系スコーラも現在非公開。

男性たちは、自分でキッパー(頭にちょこんとのせる帽子)持参でない人は、入口のかごの中のキッパーを頭にかぶる。
ツアーの顔ぶれは、アメリカ系ユダヤ人とおぼしき人たちが大半だった。
私が逃した朝一番のツアーには、ドイツ人観光客ばかりが参加していた。

退室する際は次に別のスコーラに行くとしても、みなそれをいったん返却する。そして、次のスコーラで、新たにバスケットの中からキッパーを取り出して頭にのせるのだ。

2P1540928.jpg

ゲットーヌオーヴォとヴェッキオは隣合わせ。最後の東方スコーラはゲットーヴェッキオのほうにある。
ここからはいったん屋外に出て、ヴェッキオまでちょっとだけ歩く。

踏まれないためにシナゴーグは最上階に造られた、という話を聞いたこともある。

3P1540930.jpg

東方スコーラの入り口はこれ。↓
部屋の中の様子はここ
こじんまりしているが、階段が特徴的で存在感がある。

現在ゲットー内に住んでいるユダヤ人の数はほんの数組という説明であったが、ものの本に書かれたデータとかけ離れているせいもあり、アメリカ系ユダヤ人とおぼしき観光客が、しつこく食い下がってガイドに数を確認していた(でも答えは一緒だった)。

4P1540932.jpg

1時間ほどのツアーを終え、ふたたびゲットーヴェッキオをそぞろ歩きした。
目にした3つとも、隠れて祈りを捧げるひそやかな場所、という秘密めいた雰囲気をかもしだしていた。

5P1540933.jpg
関連記事
2009.08.02 Sun | Travel-Italy| 0 track backs,
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
"shw-greenwood" template design by Shallwill