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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ラテンなスペインの少年たち
スペイン回想
ジローナからバルセロナに移動する列車の中で。
ツール観戦を終えた少年たちに声をかけた。

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・好きな選手は? - (みんな口々に)「とくにないけど、コンタドールかなぁ・・」

・コンタドールとバルベルデはやっぱりコンタドールの方が人気? - 「どっちも人気だよ」とひとりが言うと、「コンタドールの方が上でしょ。だって3大ツールで勝ったんだから。」

(少年たちが私に)「ところで、パスをぶらさげてるってことは、これ取材?新聞?雑誌?ねえ僕ら掲載されるの?」
「うーん、雑誌にはパンチ不足だなぁ。でもウェブサイトには載っけると思うよ」
(やんややんやの大歓声)

とかなんとか盛り上がっていると-
うちひとりがこんなことを言う。

「おいらは、歌手なんだ。将来ビッグになるから、今のうちサインしてあげる。出世したあかつきには値打ちもんになるよ」

そう言って私が手にしていたペンとジローナの市街地図を取りあげた。

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「君の名前はなに?」
めんどくさいのでいつものように「ナナ」と答えると、
サラサラとサインを始めた。

周囲の少年たちは、「おお、やるなー」といった感じで、彼の世間慣れした様子を見守っている。

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そして
「(サイン) / ナナのために、With Love! 」
と書いて渡した。
「名前はトニー。最後のショートメッセージ(With Love )がミソだからね」と。

うーむ、「ナナのために」、の部分はPara Nana とスペイン語なのに最後のWith Love が英語という点に注目だ。
君、もしかして国際的歌手を目指してるな?

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そんな歌がうまいならここで一曲歌ってよ、と言うのと、列車が駅に着いたのはほとんど同時だった。

「僕ら、(ゴール地点の)バルセロナには行かないんだ」といって、途中駅で降りて行った。
残念、もっと早く声をかけてれば・・?
手を振って別れた。

---
もともと彼らは我々の隣の車両にいた。(写真はツーレが連結部のガラス窓越しに撮ったもの)

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それをツーレが見つけ、「なんか面白そうな子たちがいるから取材に(?)行ってきなヨ」と。

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で、突撃取材に出かけてみると、、、、
こんな感じで、てんやわんや状態で。

P1580148.jpg


カタルーニャの人は暖かい、というのを聞いたことがある。
なんとなくそんな話も頷ける。
バスクやアンダルシアとも違って、どこか ”ついていける” ラテンの乗りだ。

そしてこの車内では、ほかにも楽しいおじさんたちがいた。(続く・・)
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2009.07.16 Thu | Travel-Spain| 0 track backs,
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