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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
トリエステの坂道
前日の話の続き:
トリエステ滞在が最悪2時間と判明してからとにかく道に迷わないぞ、と心に誓った。迷っていたら、なにもできずにこの場をあとにせねばならなくなる。

駅を降りると、目の前がジロデイタリアのコースになっていた。ラスト900mの表示。ということはプレスルームは1km先か。ゴールの先だと聞ていたので。
ちょっとタイムロス。仕方ない。

必要なインタビューがちゃんと取れていないので、プレスルームで話を聞く相手=ジャーナリストを探す。がしかし、みなで払っていて閑散。なんとかひとり見つけて話を聞く。仕方ない、時間がないからこれでよしとするか。

とそこへひとり、知り合いの記者が通りかかる。よかった、これで2人目。話を聞き終えて、これでここでの仕事は終わり。町へ繰り出す。

注意せねばならないのは、駅前の道がコースである点。つまり、街中にいくと、コースを渡らないと駅に戻れない。プロトンがここを4回通過するので、その時間より前に駅の側に戻ってこないといけない。(切れ目に渡れるけれど、トップと後続の差が開いたら、開かずの踏み切り状態になるので、用心に越したことはない。)

さらに、コース上はいくらプロトンがくる前であっても、断可能な場所がごくごく限られている。その地点をチェックしておかないと、あとで痛い目にあう。

それらを念頭に、いざ坂道へ繰り出す。

トリエステは坂の町と聞いていたけど、半端じゃなかった。すごい、とにかくのぼる、のぼる。
フリウリ地方でも、ここだけは自転車に乗っている人が余りいない、と聞いたけど、これじゃ確かに自転車では効率悪そう。ぐねぐねしていて階段も多い。のぼりがかなりきつい。それが延々と続く。
しかも石畳。

坂をのぼって、まずはカステッロ=城へ。トリエステの町が眼下に広がっている。教会を見て、下り始める。これがぐるぐるまわって、位置関係がわからなくなりそう。幸い「海」という指標があるので、とても助かる。

さて、ここからウンベルト・サバの書店へ。日曜なので閉まっているはずだが、とにかく行くことに。すんなり見つかる。ここまでで1時間20分。これから駅に戻って、トリエステ~チェルヴィニャーノ間の列車に遅延があれば滞在時間2時間で帰ることにする。

もしこの路線の遅延がこの段階でなければ、3時間滞在で、バスへの乗り換え時間20分というきつい選択肢に賭けることにする。この段階で遅延は出ていなかったので、3時間コースに心が傾く。

トリエステに到着してから時間55分経過。この時点でプロトンが最初の周回で駅前通過。よし、あと3回ここで見ることにしよう。3時間コース選択を決意。

滞在2時間45分ぐらいで、プロトンがゴール。4回すべて見届けた。慌てて駅のプラットフォームへ。



トリエステの坂道。この坂道は中でも有名なやつ。またしても須賀敦子に関係あり。今回、彼女の足跡を必死で追うのはよそうと思ったのだけど、いざくると、やっぱりいきたくなり、この坂を探し当てた。この坂についてはいろいろ書きたいので、また後日。

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まだのぼる。

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坂は延々続く

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お城にいくには階段。

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かなり上ったようだ。眼下にトリエステの町並みが広がる。

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きらめく海のトリエステ、と言う言葉が本当に似合う。

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2009.05.12 Tue | Travel-Italy| 0 track backs,
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