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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
最後の晩餐 - ユダはどこにいる?
美術鑑賞に関して、こんな話を教えてもらった。

その人は海外滞在中、ひとつの美術館に足しげく通い、絵画漬けになった時期があるそうだ。
単に絵を見るだけじゃつまらない、と毎回テーマを決めて見に行ったとのこと。

たとえば、サンセバスティアンの絵を中心に見るぞ、と決めたら、何人かの画家が描いたサンセバスティアンの絵を比較しながら見る。
すると、矢が数本ささっている絵もあれば、20本ぐらいささっている絵もありバリエーションがあるという。
画家の感性の違いか、絵の構図上の問題なのか、逸話の解釈の違いなのか。

「聖母被昇天」とか「東方三博士」とか、描いた画家が多数、というモチーフは比較すると楽しい、とのこと。

そういえば、「最後の晩餐」も大勢の画家が描いたものだ。
「私を裏切る人は私と同時にパンに手を伸ばす」と主がのたまったそうなので、必然的にユダはキリストの前に手を伸ばす構図になる。

でも、横から手を伸ばすダヴィンチ的描き方だけでなく、不自然にユダをキリストの対面に座らせる構図をとるものもある。
最後の晩餐のユダの配置なんていうのも、比較しだしたら面白そう。
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2009.04.28 Tue | Art| 0 track backs,
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