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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ヴェネツィア派
初めてヴェネツィアに行ったとき、ティッツィアーノの特別展を見たものの、不勉強で、どういう位置づけの画家なのかわからずじまいだった。

つまり、ルネッサンスやそれに続くマニエリスムとの相互関係がどうなのか、ということ。

今度2度目のベニス体験をする予定。なのでヴェネツィア派の画家について勉強を始めた。土曜日に現代美術館の図書館にいったのも半分これが目的。

書架にあったカタログを見ていて気がついたことがある。日本って、話題の絵画を高値で買ったり、実業家の個人収集家がいろいろ集めてきたりしたけれど、代表的なヴェネツィア派の絵って日本にまとまったコレクションが見あたらない。

カタログに並んだ美術館の名前は、イタリアが中心だけど、スペインのプラド美術館の所蔵がすごい。(日本はむろんひとつもない。)あそこはたしかにだだっ広かった。へたうまっぽいゴヤの部屋はもうほとんど素通り状態だったっけ。

あとはナショナルギャラリー(ロンドン)が圧巻だ。一時期短期滞在していたとき、毎日通い詰めて、ガイドツアーに参加したので、カタログの絵の中で、これはよく見た、なつかしいな、と親近感が沸く絵が多々あって、あのときの美術館巡りはまんざら無駄ではなかった、と思う。

ルーブルは所蔵量においてダントツというわけでなく、NY、オーストリアなどもなかなかの所蔵がある。

日本の収集家がこのあたりの時代の絵画に食指を動かさないわけは、もしかしたら、絵が孕む神話・宗教的なものに対する引け目のせいだろうか。で、小難しい解釈のいらない印象派が自然に好まれる?

図書館の本でなかなかいいものを見つけた。ギリシャ神話、聖書などから引かれた絵を例にとり、それぞれの意味を示すもの。

たとえば聖女カタリナは棘付きの車輪で拷問にかけられながらも祈りにより危機を脱出したという逸話を持つ。ゆえに絵画においては、いつも車輪を携えている、、、などなど。

次々に目からうろこで、ハマりそう。
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2009.04.02 Thu | Art| 0 track backs,
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