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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ピカソ展を振り返ってみたりする
昨年見た六本木サントリー美術館&新国立美術館同時開催のピカソ展では絵葉書を幾つか買ったけれど、おどろおどろしい絵には食指が動かなかった。
彼の作品にしては大人しいものばかりを手に取った。


(サントリー美術館にあった、『子供と鳩』や『イセエビを持つ少年』、あれは正直私には見るに耐えない絵だった。ドギツい。。。描かれていたのは子供の姿を借りた大人なのかもしれないけれど、でも外見は子供なわけで、子供を描くときぐらいはInnocent に描こうよ、と思ってしまう。でなければ、世の中救いがたい気がする。)


下の写真上の絵葉書は前妻オルガを描いたもの。
新国立美術館の方に出展されていた作品。
同館には、この作品のためにポーズを撮るオルガの”写真”も展示されていたのだが、驚くほど似ていた(ピカソって、被写体をデフォルメしてばかりではないのだ)


下左の絵葉書は何番目かの恋人マリー=テレーズ。
おもしろいことに、強そうに描かれた恋人が多い中、彼女を描いたものはどの絵もパステル色基調で比較的大人しい。

彼の恋人の中では(一体何人いたのだか。絵を見ながら数えていたけど、途中で数え切れなくなった)、さほど激しくないタチだったのかしら、などと思った。

P1470836-2.jpg


クリアフォルダーに選んだのはピカソが描いた愛息の絵。
これはサントリー美術館の方で見た。
手放しで可愛がっていたのだろう。
なんだかとろけるように、かわいらしい絵に仕上がっている。

P1470838.jpg


唯一ピカソを振った女性として知られるフランソワーズ・ジローの絵は、こんな感じで 線で描いた作品が幾つか並んでいた。
どれも美人。本物もしかりなのだろう。
この絵は新国立に置かれ、去っていったフランソワーズに未練たっぷりの彼の気持ちを描いた作品がサントリーの方にあった。

P1470836.jpg

まあとにかく見ごたえがあった。
サントリー美術館の3Fに展示されていた絵は、おしなべてどれも”激情型”のものばかりで、居間にはちょっとこれ、飾れないよなー、というものばかりだったけど。
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2009.01.07 Wed | Art| 0 track backs,
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