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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
出光美術館・山種美術館・東京都美術館
先週感激したのは:
・フェルメールの絵の登場人物のまなざしの、なんともぬくもりのある人間味。

・奥村土牛の絵に見る気品。

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昨日は山種美術館へ。
「百寿を超えて」というタイトルのとおり、
100歳を超えてもなお、絵に向かい続けた人たちの作品を集めたもの。
奥村土牛・小倉遊亀・片岡球子。

遊亀の作品は以前デパートの展覧会で見た覚え。
グランマモーゼスみたいだな、と思った記憶がある。

土牛の鳴門海峡のあの色合い。
荒々しい水面を描きつつも、浸みこむような静けさもまた感じる不思議な絵。
後期の鹿の絵には神々しいまでの気品さがある。

出光美術館では「近代日本の巨匠たち」をやっている。
すでに一度見ているけれど、近くに寄ったついでにもう一度ふらりと立ち寄る。

上村松園・東山魁夷・佐伯祐三の絵が出ているとのことだけど、
それはわずかな点数で、禅画の脱力系の作品群が癒し系。

その前の金曜には「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」のナイトショーへ。
込んでいた!!
一番空いていそうな夜間開館の日を選んだのに、
背広姿のサラリーマンも多く、昼間に行けない人が集っていた。
これで週末に行ったらもっと大変だろう。

確かに点数は39点と少ないが、フェルメールの全作品を写真で一斉公開していたのは圧巻。
知らない絵が結構ある。
さらにすべての作品の知名度を調査したアンケートも。
「真珠の耳飾りの少女」と「牛乳を注ぐ女」の絵、さすが知名度高し。
かと思えば、まったく聞いたことのない絵も。

ロンドンに滞在するたびに、いつもナショナルギャラリーに遊びにいっていた私。
あそこには確か3点ほど?彼の作品が常設展示されていて、
だからこれまでフェルメールの絵はこれまで何度も見てきたけれど、
同時代のデルフト派の画家の絵を並列することで、フェルメールのよさがどかーんと迫ってくる。

フェルメールの絵は目に対話がある。
そこがダンチに違う。

ほかの作家の絵もそれぞれ技巧的にすばらしいものがあるのだけど、
目は口ほどにものを言う・・
そんな雄弁さを兼ね備えたまなざし。
人間観察の妙に感激。

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写真は美術館帰りにしつこく見てきたカウパレード。
一番のお気に入りは闘牛士のコスプレをした牛。
マタドールの衣装の刺繍が絢爛豪華。
P1440435.jpg
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2008.10.20 Mon | Art| 0 track backs,
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