日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
東野圭吾の「ラプラスの魔女」 感想 <犯人に関するネタバレなし> 
東野圭吾の「ラプラスの魔女」をいまさらながら読了。

冒頭しばらくは、様々な人が入り乱れ、
主人公が誰なのか混とんとするなか、
徐々にそれぞれをつなぐ糸らしきものが立ち現れ、
一見無関係の他人同士がどんどんつながっていくさまは
なかなかスリリング。


テンポよく進み、相変わらず東野さんは読みやすい。


犯人は後半分かったけれど、
クライマックスの対処法などを含め
奇抜なアイディアも満載で、
想像力のはるか上をいく場面に出会うたびに
感嘆の声を漏らさずにおれなかった。


ただし、不思議な縁でつながれた円華と木村の行動力に比べ、
学者である青江がやや受動的で、
あまり劇的なファンクションを担っていなかったのが
ちょっと物足りなかった気もするけれど。

さらに警察側の中岡などもいいところまで嗅ぎつけておいて、
それが最後に尻つぼみになったのは、
上からの圧力はあるとしても、
少々残念。

中岡に最後まで捜査させてあげたかったかな。


関連記事
2017.10.24 Tue | Books| 0 track backs,
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
"shw-greenwood" template design by Shallwill