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泉鏡花展 @慶應義塾大学
泉鏡花展覧会に行ってきた。


慶應大学はこの幻想作家の関連資料を数多く有している。
慶應出身の作家がとりもつ縁で、
泉鏡花のご遺族から遺品の寄贈を受けたという。

戦争で焼けてしまったものもあるけれど、
手稿などは、図書館地下の倉庫に
福沢諭吉の関連資料とともに保管していたために難を免れた。


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美しい装丁の著書もいくつか展示されていて、
日本画家の鏑木清方も、装丁を手掛けたうちの一人なのだとか。
鏡花本のファンだったそうだ。

その他、小村雪岱の絵にも味がある。


展示室の一角には書斎の再現もあり、
目の前には、観音像を置いていた鏡花。

机の上にはお酒が入った入れ物。
飲むためではなく、清めのお酒で、
時折原稿に振りかけていたという。


それほどまでに魂を込めて執筆に取り組んだ事実に驚くと同時に、
現代でそれはないな、と思った。

真剣味がなくなったという意味ではない。
パソコンにお酒を振りかけたら、クラッシュしてしまう、
という意味に過ぎない。

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2017.09.02 Sat | Books| 0 track backs,
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