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国立公文書館で見た めくるめく百人一首展の世界
藤原定家は『小倉百人一首』の選者として知られているが
実は確たる証拠はないらしい。

・・・そんな事実を知ったのは、
国立公文書館で開催中の「ふしぎなふしぎな百人一首」展でのこと。


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さまざまな百人一首関連の資料が公開される中、
藤原定家の日記「明月記」も並んでいた。


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それによると、百人一首という言葉は出てこないながら、
ある一時期、歌の選定をしたことが書かれており、
そこに挙げられている歌が、百人一首中の作品と重なっているらしい。

これが根拠となり、藤原定家が選者ということになっている。

ところが、一部合致しない歌も列挙されており、
この説を100%裏付ける証拠は存在しない。


一般的によく言われているとおり、
百人一首に盛り込まれている歌には首をかしげるような陳腐なものも多く、
冴えわたった選出とは言えない。

こちらの公文書館の展示では、歌の優劣より
歌人の個性・性格を一番表しているものが優先された、という指摘していた。


一方で、先日後輩が送ってくれた資料では、
定家は100首が合わせ歌になるように選んだ、とされていた。

つまり:
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このように、すべての歌がキーワードで数珠繋ぎになる
というのだ。

検証してはいないけれど、もし本当なら
すごい巧みな技と言わざるを得ない。


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2017.08.29 Tue | Art| 0 track backs,
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