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東野圭吾「危険なビーナス」 <読後感> ネタバレなし
東野圭吾の「危険なビーナス」を読了。
昨日は人間ドックだったので、待ち時間の間に
結構はかどったおかげ。

待ち時間の長いイベントでは、こうしたミステリー系の
小説が重宝する。

人間ドックなどは細切れに名前を呼ばれる。
そうした集中しにくい環境でもぐいぐい読み進められるのだ。


危うい道に引きずり込まれた主人公。
終始一貫危険な香りが漂って、
読み手の方は、もどかしい思いがずっとくすぶり続け、
フラストレーションがマックスになった最終盤、
一気に物語が展開する。


これぞ推理小説。
想像のうんと斜め上を行く運びになった。

それまでのやるせない思いはどこかへ飛ぶと同時に、
それはそれで、えーー!!という
別のやるせない思いが浮上する。


さらに途中に出てきた思わせぶりのキーワードは
結局なんの意味もなかったようで、
(彼女が手嶋と名乗った下り)
キツネにつままれた感じもある。


とはいえやはり読みやすい、東野圭吾。
言葉がなめらかで、どんどん加速度がつく。

今回のタイトルは、ある意味 作者の罠ともいえる。


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2017.06.28 Wed | Books| 0 track backs,
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