日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
大学への手紙
先日プルーストの手稿について書いたけれど、
偉大な作家の手書き原稿からは
制作過程までしのばれて、貴重な研究対象だ。

だから手稿の研究だけでも膨大な論文が書けてしまう(らしい)。

何度もなおして、躊躇している様子が浮かび上がるかと思えば、
一気に書き上げている部分については、想いが強い様子もわかる。


プルーストの場合は膨大な推敲の原稿があって
それらが第何版といったかたちで時系列に整理できるため、
作中の人物が膨らんでいったケースと、
逆にしぼんでいったケースも克明にわかり
心境の変化もうかがえる。

でもそうした軌跡がも、いまやPCによる原稿で失われていく、、
なんとも寂しいこと、、
と常々口にしているのだけど、
今日、この画像を古いフォルダーからたまたま拝見してさらに思いを強くした。


大学の教務部に留学中の学生や教員から届いたはがきだ。
これは母校の展示で見かけたもの。


IMG_1009.jpg 


学校あてに手紙を書くなんて想像もしないけど、
留学=世話になった学校=手紙、という構図だろうか。

こういうのを保存している大学の方もすごいと思う。

下の2枚はローマからの絵葉書だろう、
古代の芸術品の絵柄を選ぶあたりなど、
そうしたものにじかに触れた本人の感動までもが伝わるよう。
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2017.05.17 Wed | Private| 0 track backs,
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