先日皇居東御苑の早咲き桜について書いたけれど、
先週末の時点で、実はまだ梅も頑張って咲いていた。
梅林坂の一部と、そして梅林坂を上った右手にちらほらと。
特に毎年必ず期待を裏切らず花をつけてくれるこの木は、
密かにマニアの間で人気の一本だ。
なぜかというとー
1つの木で、紅梅と白梅の競演が見られるから。
メインは白梅。
そこにベビーピンクの枝が混じっている。
毎年この木は二色の花を咲かせるのだ。
そばには淡いピンクの梅もあり、
こちらも毎年遅めに花を咲かせる。
梅は、桜と違って品種ごとの花の違いがあまり際立っていない。
どれも同じ品種のように見えるのだけど、
これだけ咲く時期にギャップがあるというのはやはり品種が違う証拠らしい。
近づいて花びらを凝視すると、確かに微妙に違いがあるのに気づく。
その点、桜はそれぞれ個性的。
カンザクラ、八重桜、彼岸桜、ソメイヨシノ、山桜、など
見た目のバリエーションが多い。
梅から桜へそろそろバトンタッチの時期のようだ。
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2017.03.07 Tue | 国内探索|
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