日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
書道博物館に刺激を受ける
人生初、鶯谷の書道博物館へ行ってきた。

知り合いの人が、顔真卿の貴重な書が見られる!と興奮気味に話していたのでそそられた。
中国の書家、顔真卿は8世紀の人。

日本では奈良時代に相当するその頃に
洗練された書が大量に制作されたという驚くべき事実。

訪れてみて、感激したのは、さすがに専門の博物館だけあって、
書を単に展示するだけでなく、研究・吟味した結果が
解説として提示されている点。

私なぞ、どれも素晴らしいと思えたり、
逆に、ちょっと曲がっていて崩れている感じがする書でも感嘆の対象だったりして、
かねてから博物館の書の展示などでも優劣の基準がわからなかったのだけど、
今回なるほど、と見るツボを教わった気がする。

はらいの先まで神経が行き届いている、と言われれば(国宝の書だった)
確かに先っぽまで、繊細だ。
横の線が長めに引かれていてバランスが取れている、とか
字が激しく感情の起伏が現れている(顔真卿の書)などと
見方をいろいろ提示してもらえる。

数をこなせば、なんとなくわかってくるに違いない。
丁度神話画や宗教画に描かれている場面や逸話が、徐々にわかっていったように。

顔真卿のみならず、他の書家の作品もあり、見比べると違いはうっすらわかる。

常設展には、骨に書かれた紀元前の文字(漢字とは違い、象形文字)とか、
仏像に彫られた文字などの展示もあり、かなり研究されている様子。

3時間ぐらいほしいところ、1時間で見たので、
また今度訪れたいと思う。


ちなみに館内の年表で気が付いた。
書家、というより書聖と言われる王 羲之は4世紀の人だった。

日本なら前期古墳時代だ。
中国、圧巻の文明度。

東京国立博物館(トーハク)の「始皇帝と大兵馬俑」 展を見た後の感想もそうだけど、
中国の崇高な文化に敬意と驚嘆の念を感じずにいられない。


・・・・ちなみに!
鶯谷なる駅で初めて下車したのだけれど、、、想像を絶する、、、なんというか
連れ込みホテルの多さ。
駅降りてすぐオンパレード。
まだまだ知らないディープな東京。

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2016.02.01 Mon | Art| 0 track backs,
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