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映画「黄金のアデーレ」 <感想>
週末見た映画「黄金のアデーレ」は、BBCのドキュメンタリー番組に触発された監督が制作した経緯があり、
実話に基づいている。
細部の話は置いておいて、泣ける映画だったのは意外だった。
今年見た映画の中では、「エール」に次いで2番目の満足度、といったところか。


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以前見た「ミケランジェロプロジェクト」と同じくナチの時代に所有権を失った絵画を奪還する話なのだけど、
「黄金の・・・」の方はエンターテイメント性を排除し、ナチの残虐性も色濃く滲んでいた。

絵画救出軍を結成し美術品を奪回した「ミケランジェロ・・」に対し、
オーストリアという一国を相手に争ったひとりの女性の意思と、
その女性に寄りそうことを決めた弁護士の話が軸となっている。

とくに回想場面は生々しい。

家族を置いてナチにより監禁される中、
海外逃亡を成功させた女性と夫の逃走場面のスリリングなこと。
現実にもこの逃亡劇は、かなり間一髪のものだったようだ。

理詰めでは奪還はうまくいかず、発想の転換がひとつのポイントでもあった。

監督は、BBCのドキュメンタリーを見て構想を得たそうで、
ドキュメンタリーの方も見てみたくなった。

この絵の現在の所蔵場所がエスティ・ローダー一族運営の美術館というのは
知らなかった。
一度見てみたいものだ。
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2015.12.14 Mon | Art| 0 track backs,
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