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「源氏物語」講座の中で指摘された、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の時代考証
土曜日の教養講座は、200年続く京都の染物屋のご主人を講師に招いた「源氏物語」だった。

源氏に登場する衣装の描写、それに対する男衆たちの視線・値踏みなどから
季節感を衣服に取り入れることの重要さが浮かびあがる。

それらを現代において再現するうちに、親方は、平安期の染物技術の高さに舌を巻いたという。
決して現代では真似できない、高度な技術なのだそう。

保存次第では信じられない耐久性(色が退色しない)を持つといい、
現在、当時使われていた植物染めに精を出しておられる。

お話の中では、
朝の連続テレビ小説「あさが来た」に登場した着物が時代考証を欠いていた、というこぼれ話も登場した。

番組初期では幕末の設定なのに当時まだ登場していなかった化学繊維の着物を着ていた、というのだ。

さすが、ドラマも染物屋の目で見ておられる様子だ。

東大寺のお水取りでは、50年間十一面観音周囲に撒かれる紙製の椿の染めを
引き受けているというお家柄。


「源氏物語」の引用をしつつ、その極上の描写を堪能した。
四季を彩る衣の様子が、確かに繊細に描かれている。

一部の人にとって、この書がいまだにお手本となり、切磋琢磨の源となっている様子に感じ入った。
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2015.11.15 Sun | Society| 0 track backs,
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