日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
人々の善意により建てられた碌山美術館
先のエントリー、安曇野にある碌山美術館訪問に関連して、
行きのバスのビデオで見た誕生秘話について。

今回初めて知ったのだけれど、碌山美術館開館に際しては、
多くの美術愛好家、市民たちの協力があった。

以前触れた通り、故郷安曇野につくることは決まったものの、土地探しからして大変だった。
隣接する穂高東中学校の敷地を譲り受けることが決まり、中学校の生徒たちや町民たちも巻き込み
土地に密着してつくられていった様子が窺われた。

資金源は、約30万人から集めた募金だという。
西洋美術館館長さんなどが、足を運び援助している様子も社内のビデオに映った。

完成は1958年。

中学の生徒たちが煉瓦運びに協力する様子。

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本当に手作り的な建築現場。
教会風の建物にしたのは、碌山がカトリック信者だったから。

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最後の鐘の取り付けは、1日がかりだったそう。
なにしろ重たい。
危険と隣り合わせの大作業だった。

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見ていて怖い・怖い。

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取りつけられた鐘の表面には、例のスローガン:
Love is art, struggle is beautiful

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完成後、感慨深く見上げる美術関係者たち。

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まさに、安曇野の町の愛が詰め込まれた美術館。
穂高の山並みを背に、凛々しい姿は今も健在だ。
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2015.11.06 Fri | Art| 0 track backs,
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