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オモシロ江戸屏風展 @板橋区立美術館 <感想>
江戸の屏風の展覧会。
はるばる行った甲斐があったと思えるほど、楽しめた。
これで無料とは恐れ入る。


狩野派の風神雷神は軽快で、
最低限の着色ゆえに、雲の上の様子がふわふわとした感じが伝わり、
大気感抜群。

写真 4 (27)
伝 狩野探幽「風神雷神図屏風」17世紀 板橋区立美術館蔵


源氏物語の屏風には、例によって御簾の奥を垣間見るかのような源氏の姿。
いやはやこの人、相変わらずのぞきの達人だ。
様々な覗きポーズ比較も面白そうだ。
人々の表情もなかなか楽しい。

写真 2 (88)
作者不詳「見立夕顔図屏風」17世紀 板橋区立美術館蔵


右手の見返り美人もどきの若衆が源氏だろう。
左に入るおっさんのすっとぼけた表情が微笑ましい。

写真 4 (28)


江戸時代のおおらかさを感じたのはこの屏風。

写真 2 (89)
田代忠国「貼交屏風」18-19世紀 歸空庵コレクション蔵


扇絵だけでなく、なんでもかんでも自由気ままに張り付けていて、
花鳥風月の間に南蛮図みたいな図まで登場する。
なのに全体としてみれば、この強引な統一感。

写真 3 (64)


こちらは正統派。四季折々の風情が流れていく。
西洋画を思い浮かべるにつけ、日本人は季節感を大事にしてきたな、とつくづく。

写真 3 (63)
狩野惟信 「四季花鳥図屏風」 18-19世紀 板橋区立美術館蔵


酒井抱一のお弟子さんの作は、川の流れなど、デザイン的で、
やはり琳派の流れを汲んでいるよう。

写真 1 (91)
酒井道一「桐菊流水図屏風」19世紀 板橋区立美術館蔵


入口
写真 1 (92)


板橋区赤塚。
このあたりは初めて足を踏み入れた。
美術館周辺は緑も多く、散策によさげだった。

自宅から近かったらもう一度行きたいほど。
10月18日まで。


http://www.itabashiartmuseum.jp/
展覧会名: 館蔵品展 まあ!オモシロ江戸屏風
場所 : 板橋区立美術館 
会  期: 2015年9月19日(土)〜10月18日(日)
開館時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 月曜日(ただし9/21、10/12は祝日のため開館し、9/24、10/13は休館)


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2015.10.05 Mon | Art| 0 track backs,
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