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オルヴィエートのドォーモ 秀逸な扉の浮彫 : カインとアベル編
オルヴィエートのドォーモのファサードの話の続き。
アダムとイヴの浮彫の上方には、その続きの話が4つの浮彫で表されている。


最初は、アダムとイヴが原罪を犯した後の人間の営み。

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次は、芸術の萌芽。
男が紙に何か描きつけている様子。

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そして旧約聖書の創世記、アダムとイヴに続くストーリー。

つまり、アダムとイヴの息子のうち、アベルは羊飼い、カインは農耕者となったというお話。
左がアベル、右がカイン。

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最後の浮彫は、兄のカインが弟アベル野原に誘い嫉妬から弟を殺害する、その場面だ。

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アダムとイヴ、カインとアベルの2つの物語は、オルヴィエートの大聖堂のファサード、
一番左の太い柱部分に展開している。


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実はこの柱の一番下層には、以下の浮彫が並んでいる。

下から物語が展開することを考えると、
創世記の天地創造場面と考えるのが自然だろうか。

鳥たち、

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動物たち、

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最後に土から人間が生み出された場面だろうか。
そして中段のアダムとイヴの物語に続いていくと推察される。

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これで柱ひとつ分の鑑賞が終了。
いやはや、見るものは、まだまだある。

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2015.08.20 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
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