日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
お勧め、オルヴィエートのワイン
■ 「ワイン一杯と前菜、おいくらですか?」 「お代はいりません」

今回のイタリア旅行は初日から移動の連続だった。
(誰のせいでもない、こんなぎゅうぎゅうな旅程を考えたのは、この自分にほかならないのだけれど。)

朝4時、パリ・シャルルドゴール空港に到着。
そこからフィレンツェへと飛び、国鉄駅へと移動。

電車は2時間に1本しかないので、11時台発のものに乗れるかドキドキしたけど
問題なく間に合い、チケットを買ってまだ時間が余ったので
サンタマリアノヴェッラ教会の周囲をキャリアバッグをころがしながら散歩。


13:30、オルヴィエートに到着。

そこからバス(ケーブルカーの筈が全面運休で振り替えバスに)でドゥーモまで。
石畳のでこぼこが激しい坂道をえっちらおっちら歩くこと1km。
旅籠に着いた。


そこそこの強行軍だったので、
想定していたレストランでの食事案はあっけなく却下となった。
19時まで待てない。
さっさと食べてさっさと寝て、英気を養いたい、というわけだ。


繁華街を歩いていたら、いい店を見つけた。
19時まで待たずにセットメニューにありつけそう。

特産品を売る店で、食事も提供している。
しかも、店内を見ていたら、お土産を購入した旅行客に対する接客がすばらしかった。
アメリカ人観光客とおぼしきカップルも、親切な対応に満面の笑顔。


迷わず入店。

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店の外にあったメニュー。

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ところが残念なことに、この日はワインや乾きもののみで、
食事の提供はお休みとのこと。
来月なら、休まず提供するのだけれど、と。

諦めて別のベジタリアンの店で食事を済ませたものの、この店に舞い戻り、
ワインだけ頂くことにした。


奥のテーブルへ。
オルヴィエート特産のワインは軽い舌触りで、スッキリさわやか。
飲みやすい!

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ちびちび飲んでいると、オードブルとしてブスケッタならお出しできますけれど、召し上がります?
と聞かれた。

食事は済ませたけれど、トライしてみようとオーダーする。

オリーブオイル2種と、オリーブの実2種がのったブスケッタ。
写真では小さく見えるけれど、フランスパンが通常のブスケッタよりもやたら大きい。


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ほかのお客さんはこなかったので、女主人が話し相手になってくれた。

店内にある大きな壺は、時代もので、オリーブを入れるのに使用されたものだとか。
今ではオートメーションで、陶器の壺の代わりに近代的な容器を使用しているそう。


食したブスケッタに使われていたオリーブオイルが濃厚で美味しかったので
購入することに。
初日から重たくなるけど、店の人が感じよかったし、気分よく飲食できたし。


さて会計。
オリーブオイルの代金を言われる。
「あ、食事の方の代金はおいくらですか?」
「お代入りません。すべて、店内の商品を使用しているので。」

??!!
外のメニューのような正式な食事とみなされず、テースティングとみなしてくれたのだ。

確かに「試飲できます」、という貼り紙はあるけれど、
きちんとテーブルセッティングしてもらった上で飲んだし、
ブスケッタも大きかったのに。。


驚きは翌朝も続く。
チェックアウト前に町を散歩中、「ボンジョルノ」と声を掛けられた。
前日の店主が、出勤途中わたしを見つけて挨拶してくれたのだった。

というわけで、オルヴィエートの印象はめちゃくちゃよいのだった。
(宿も最高だった。)


お店の名前はバルトロメイ。(BARTOLOMEI)
親切で、良心のかたまりのようなお店だった。


(お店の棚:きれいに整理されている。)

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2015.06.28 Sun | Travel-Italy| 0 track backs,
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