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古代の筆跡: 小堀遠州、藤原定家
先日触れた国立公文書の「恋する王朝」展では、
平安時代の有名人の筆跡を目にすることができる。


城の再建を手掛け、また作庭家、茶人としても有名な小堀遠州の自筆「伊勢物語」。
左右におおらかに広がる文字が印象的。


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「白玉かなにそと人のとひしとき つゆとこたへてきえなまし物を」

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藤原定家が孫娘のために写した伊勢物語を、さらに模写したものがこちら。
定家様という独特の筆記体を模しているそう。

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いわゆる丸文字だったようだ、定家。

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さらに、物語の中に出てくる物語、という視点の展示もある。

こちらは源氏物語。
挿話の中で、「かぐや姫」に触れている。
物語創作順序を知る手がかりとなる。
かぐや姫を軸に展開する「竹取物語」は現在最古の物語とされている。

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源氏物語中の、「かぐや姫」の文字。

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こちらが「竹取物語」の写本。ただし写年は不明。

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「更級日記」でもそれ以前に編纂された物語に触れている部分があり、その解説もある。

(更級日記の主人公が源氏物語にあこがれるくだりは、高校生時代共感をもって読んだ記憶あり。)

古代ロマンに浸れるひととき。

国立公文書
http://www.archives.go.jp/exhibition/
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2015.06.15 Mon | Books| 0 track backs,
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