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光の単位「ルクス」とサンタ・ルチアのルーツは一緒、という話
NHKラジオ講座イタリア語、木・金曜日の応用編は「描かれた24人の美女」24 bellezze nell'arteシリーズ。
なかなか内容がよいのでネットのストリーミングを週1程度でなんとか聞いている。

先日は、フランチェエスコ・デルコッサが描いた《聖ルチア(サンタルチア)》が取り上げられた。
聖ルチアが左手にもっている花のような格好のものは、人の目=眼球だ。


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皇帝が敵視したキリスト教に改宗したため、皇帝寄りの元許嫁に恨まれ
両目をくりぬかれた(或いは自分でくりぬき殉教)。

よって、彼女を描く際は、目がアトリビュートとして添えられているのが常だそう。
(これまでサンタ・ルチアを題材にした絵は実際に見たことがないけれど。)


サンタ・ルチアLuciaという聖人の名前はラテン語のLux(光)からきており、
Luxは照度を表すルクスの語源でもある・・


そんな解説がスキットの中に盛り込まれている。
教養講座として優れものだ。


また、先日は展覧会が開催中のグエルチーノの一枚が取り上げられた。
《聖イレネに介抱される聖セバスティアヌス》「San sebastiano curato da Irene」


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こちらの絵では、以下の説明があった:

この絵では、矢を射られて介護されている聖セバスティアヌスが描かれている。
大量の矢が射られたにもかかわらず奇跡的に助かったことから、彼はペストの守護神となった。
彼を助けたイレーヌは、この介護により聖人として格上げされた(列聖)、など。


丁度展覧会で見ることができる絵なので、この解説を聞いてからいくと
いろいろ納得といったところだろう。

私はすでに鑑賞してしまったけれど、地面に4本矢がころがっていたのを覚えている。
さらに1本、脚に刺さったままだった。

イレーヌが手にしたスポンジから水が垂れる様子に苦心のあとがしのばれた。

この絵、遠目で見ると、どことなくゴッホの《馬鈴薯を食べる人々》↓みたいだな、
そう思ったので、印象に残っている。


まあでも実際比べてみると、全然似てなかった。

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2015.05.19 Tue | Art| 0 track backs,
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