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松濤美術館の建築をチェック
渋谷区にある松濤美術館は、建築好きには人気のスポットだ。

白井晟一氏の(晩年=最後から3番目の)設計で、請負は竹中工務店。

石は当時韓国から切り出された。
重いので、ヨーロッパなどからだと高くつくから、というのがその理由。

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模型で見ても分かる通り、曲線使いが美しい。
入口玄関天井部分はオニックスの光天井なので要チェック。

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見落としがちだけど、入口手前には蛇口がある。

まずは噴水で身を清めて美術館へ、というコンセプトなのだとか。
つまり、神社の手水場に相当するようだ。

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PVRO DE FONTEの文字。
昔のVはUに置き換えられるので、PURO DE FONTEとなる。
真実の泉と読ませたいそうだ。
PUROはPUREと関連していると思われ、純粋の意味が真実に転じたのだろうか。

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中に入って、噴水のある内側(屋外)に出る。
エンブレムには楽器がついている。美術館で音楽も、といった多様性を表現している。
白石氏がわざわざ輸入した品だ。

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先の改築による変更点は、マイナー部分のみ。
照明はLEDに。トイレ。空調なども入れ替えた。

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もう少し照明は落とすべく建てられたようだが、足元が危ないので、
一部明るめにしているそうだ。

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窓ガラスが微妙な角度で林立しているため、窓ふきは困難らしい。
熟練でないと無理とのこと。
ガラス窓は直角の組み合わせならいいが、こうした微妙な角度のものを拭くのは、高層ビルより怖いそう。

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以上、以前学芸員さんに伺った建築関連のお話から。

【参考】
松濤美術館
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2015.03.17 Tue | Art| 0 track backs,
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