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目下ベストセラー:「フランス人は10着しか服を持たない」の秘密と真理
大和書房から出ているエッセー「フランス人は10着しか服を持たない」がベストセラーなのだという。

著者はアメリカ人。
原題は、「Lessons from Madame Chic(マダム・シックの教え)」。
これを具体的事例である「フランス人は10着しか服を持たない」というタイトルに変えて
翻訳本としてリリースしたのも大ヒットに寄与しているようだ。

一瞬で人の目を引くかどうか、タイトルは大事。(*)

出版社のセンスはさすがだ。


また、発売いきさつについても、秘話がある。

編集者は、別のフランスものの作品に目を付けていたのだが、
他社に負けて翻訳出版権利取得ならず、
代わりに勧められたのが本書だったそう。

一発大逆転だったのだ。
(以上3/4付け日経新聞夕刊から見つけたお話)


さて、フランス人は本当に10着しか服を持っていないのか?

私自身、学生時代、実際にそれを感じたことがある。
数日間の語学クラスの旅行に参加した時の事。

うら若き女性フランス人教師が、滞在中(4日間)、ずっと同じ洋服を着ていた。
フランス人のイメージ、お美しい概観と、着替えを持参しない/着たきりスズメというギャップに
愕然としたのを思い出す。


飛幡祐規さんのエッセーでも、堅実さ、蚤の市の活用法など
フランス人の反金満思想的な逸話が処々に出てくる。


堅実にして、工夫次第で美しく、という発想には、憧れる。
タンスの中にぎゅうぎゅうに押し込められ
衣替えの際、ワンシーズン一度も袖を通さなかった服を見るたび、
自己嫌悪の私なのだった。


フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
(2014/10/23)
ジェニファー・L・スコット

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(*)海堂尊の「チームバチスタの栄光」も、作品発表時には「チームバチスタの崩壊」だったと聞く。
確かに「崩壊」を描いているものの、その転落ぶりをシニカルに表す「栄光」の方が
ダントツに訴えるものがある。
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2015.03.06 Fri | Society| 0 track backs,
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