日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
写真家 中村 征夫さん x 今森 光彦さん 写真展&トーク
FUJIFILM SQUARE 企画写真展 ライフスケープ「森と海―すぐそこの小宇宙」を見てきた。
同時に、写真家中村 征夫さん x 今森 光彦さん のトークも拝聴。
 
今回は場内撮影自由。

写真 1 (26)


中村さんの写真は、以前三越ギャラリーで拝見し、惹かれた。

表面的には海の生物の写真展、でも、生物たちに愛情を注ぐ人間のぬくもりで充たされていた。

写真にはどれもキャプションがついていて、ひとつひとつ味がある。

君たちの世界に闖入してごめんね、と言いつつ魚たちの世界に飛び込み、
そして、生き物たちとの無言の対話を通して相互関係を築きつつ
それを写真に収めていく、そんな過程が手に取るようにうかがわれた。


あったかい人柄なんだろうな、と想像していたけれど、
実際、予想とピッタリの方だった。


写真 2 (25)


魚の写真を撮る際、僕はこの岩を撮るつもりでここにいるんだよ、
などと魚に油断させて、気を許したすきにパチリと撮影する、
などというテクも披露。

そのやりとりがなんともコミカルで、
まさに海の生物たちを人間世界の住人として、尊重している様子が伝わる。

ゴミだらけの海中で、光を斜めに当てることで、
視界を照らすことができるという。


たっぷり1時間のトークでその素顔に触れた。
海の汚染に心を痛め、地球全体に思いを馳せる心優しき写真家だった。


一方、今光さんは、山里を撮り続け、やはりハートのある方だった。
琵琶湖水系ののどかな風景、溢れる自然を獲り続けてきた。
里の人たちとの交流を大切にし、暖かい眼差しというファインダーを通すことで実現した。


おふたりのやりとりからも、気心知れた間柄がしのばれる。
中村さんの撮影時のナビゲーターとして登場した漁師の青ちゃんも抜き打ち登場。

人と人、人と生物・自然という触れあいがあるからこその、心がなごむ展覧会だった。

入場無料。
2015年3月11日(水)まで。


写真 3 (16)

FUJIFILM SQUARE 企画写真展 ライフスケープ「森と海―すぐそこの小宇宙」
開催期間 2015年2月20日(金)~2015年3月11日(水)
開館時間 10:00~19:00 (入館は18:50まで) 期間中無休
会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内 富士フイルムフォトサロン
作品点数 約100点
入場料 無料
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2015.02.22 Sun | Art| 0 track backs,
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