日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
福砂屋の商標がコウモリのワケ
ふと、空を見上げたら、あることに気が付いた。

カステラの福砂屋の商標が、コウモリだった。
どう見ても、これは紛れもなくコウモリだ。


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私の驚き方に気が付いたツーレ、
食品にコウモリの柄なんて、と当初バカにして、
鼻で笑うように、看板を見上げた。
が、その瞬間、ギョっ、本当だ・・・と絶句。

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普段は、この白抜きの方↓で馴染んでいたし、
買うたび、包装紙をしげしげ見ることはないので、気づかなかった。


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公式サイトに出ていた情報を見てみると、やはりこの柄は蝙蝠で、それ相応の理由があった:


創業は1624年、寛永元年。
江戸時代が始まったのが1603年だから、江戸初期だ。
正式な鎖国令一発目は1633年だけど、1624年にはすでに貿易は長崎・平戸に狭められていた。

その長崎で発祥したカステラは、当時貿易面で交流があった中国の教えを重視。

中国ではー
「蝙蝠」は慶事・幸運のしるしとされ、
蝙蝠の「蝠」の字は「福」と同様に「フウ」と発音するので、おめでたいとされた。

福砂屋の「福」とも共有するものがあり、それで時代を経るうちに「蝙蝠」の商標、にたどり着いたそう。


店の正面には木製の看板も。


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この店の前を通ると、時折卵を撹拌する音がして、(聴覚)
焼き上がったカステラの甘い匂いが漂い、(臭覚)
ボーっと歩いていても、ああ福砂屋の前にきた、と気づくのだった。

今後は、それに、視覚が追加されること、間違いなし。 >看板の蝙蝠


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2015.02.12 Thu | Society| 0 track backs,
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