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建築ミュージアム/東京大学総合研究博物館小石川分館
◆ 「窓のアーキテクチャ」 / 東京大学総合研究博物館小石川分館


12月中旬、東京大学総合研究博物館小石川分館を訪問した。
目的は講演会。
タイトルは、「窓のアーキテクチャ」。
話者は、能作 文徳先生(東京工業大学大学院 理工学研究科 建築学専攻 助教/建築学(意匠・設計))。


一口に窓といっても、様々な形態があり、その形には所以がある。

風土に寄り添った例としては:
・スリランカ、ガラスのない窓、
・インド、風の通り道として壁に無数の小さな穴が開いた、窓の拡大解釈といった趣のもの、

建築家の傑作:
・ル・コルビュジエがつくった母の家は、庭木の茂み中央部を四角く刈り取って窓のようにして、そこからレマン湖がのぞけるファンタジーが詰まった茂みの窓、

文化的背景を感じさせるもの:
・プロテスタントの大窓
・カトリックの小窓
・イスラムの女性は肌露出できないので、中が見えぬように小さな窓

社会的リフレクション:
・南米の鉄格子窓=犯罪というファクター。


視点を変えると、
身の回りのものが、新鮮に見えるから不思議。
窓にもいろいろその存在理由や物語がある。

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博物館内から庭を見渡す。

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常設展の建築模型にもハマる。

私が去年7月、風邪で行きそびれたユダヤ博物館(ベルリン)は
そうそう、上から見るからこそ、意味がある。

引き裂かれたダビデの星をしているのだ。

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横須賀美術館

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↓ 横須賀美術館は何度か行ったけど、横から見たのではわからない。
上部がこんなになっていたとは。
横、上、あちこちから見てあらためて感じる斬新さ。

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バルセロナのカサミラ。

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東大工学部2号館。
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台湾の船の展示も。

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建築物を俯瞰するなんて、なかなかできない。


窓のレクチャーといい、模型の展示といい、
偏った視点を補正するいい機会だった。


建築ミュージアム/東京大学総合研究博物館小石川分館
入場無料
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/annex.html
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2015.01.05 Mon | Art| 0 track backs,
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