日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
近代美術館と、三越「東山魁夷 わが愛しのコレクション展 」でお正月
◆ 新年早々ゲットしたお年玉を落とす
◆ 「東山魁夷 わが愛しのコレクション展 」が素晴らしかった
◆ 東山魁夷名言:
   「感じた生命を鮮明に描くために単純化するのだ」。
   (唐招提寺の襖絵に、岩に砕ける波を描いた理由)「鑑真は眼が見えなかったので、耳で聞こえるモチーフにした」。



去年1月2日は、東京国立博物館と江戸博物館という組み合わせだった。
==> 2013年、トーハクでお正月


今年は初心に戻って?国立近代美術館へ。
早く行くとお年玉がもらえる。

以前は年間パスやメモ帳、携帯ストラップなど。==> 2011年のお正月

今年はカタログ、鉛筆、ポスターということで、
ちょっと気が緩み、まあもらえなくてもいいや程度に出かけてきた。

が、ギリギリでカタログを逃したのを知り、家に映画のチケットを取りに帰ったことを悔やんだ。
(一旦家を出てから、もしかして今日映画を見たくなるかも、と取りに戻ったのだが、
全く意味がなかった。そのチケットお正月期間中はNGだったのだ。)
あれで電車1本逃していなければカタログゲット間違いなしだった。


とまあお正月早々スッキリしない中、もっとすっきりしない事件が。
カタログが終了したので、竹内栖鳳展のポスターを頂いたのだが、これが
後に福袋を買った際に手から落ちて、紛失。
(落ちそうと思った場面までは覚えているけど、その後の記憶なし。)

なにやってるんだか、私。


とはいえ、近美のあと、三越に行き、東山魁夷展が素晴らしかったので大満足。感想は以下:


ホドラー展のツイートで知った東山氏によるホドラーの模写も。
(以下、ホドラー展のツイートから)




ルドン、ロダン、ルオー、梅原隆三郎など、彼自身が所蔵していた作品の展示、
日本絵具がズラリと入った実に整然とした引き出し、
古代オリエントやアジアの品々の収集、
小林英雄、川端、梅原の旧所蔵品を受け継いだもの、など美術全般への愛に溢れていて驚く。


ビデオコーナーがまた素晴らしかった。
真摯な人柄が虹う。

精密な写生を単純化していく過程は興味深い。
ごつごつした岩がどんどん整理され、最終に近い作品では中心となる小川がくっきり浮かぶ構図になる。
「感じた生命を鮮明に描くために単純化するのだ」とのお言葉。


唐招提寺の襖絵は全部一人で手掛けて(弟子・アシスタントはいない)
10年かかった。
鑑真は眼が見えなかったので、耳で聞ける絵を襖絵にしたそうだ!!!
(岩に砕ける波の構図)。


霧にかすむ作品に吸い寄せられた。
全てを昇華していくような、厳かだけど爽やかな空気に包まれた。



・以下は近代美術館にて、北野恒富の「戯れ」(写真撮影OK)
うつむいた女性は、カメラを操作している。
斬新!

Kinbi.jpg

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2015.01.02 Fri | Art| 0 track backs,
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