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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
銀座シャネルの展示にうっとり: 極上の椅子が並ぶ『ピエール ポラン - デザイン フォーエバー』
椅子に見立てたクリスタルの断片が微風にそよぎ、夢見心地の世界へと誘っていく。
やさしく引かれた曲線的な導線に従えば、
極上のフォルムを描く表情豊かな椅子たちが出迎える。


今回のシャネルの展覧会「ピエール・ポラン - デザインフォーエバー」で体験した空間は、
そこはかとなくシックなエスプリに満ちていた。

ピエール・シャロー展、ジョージ・ネルソン展と建築家・デザイナーの展覧会が奇しくも重なった今年、
今度は椅子のエキシビションだ。

オープンは20時まで。ニュースレターの誘いに応じるように、何気なく足を運んだところ
揺らめく空間に吸い込まれ、
身体を流線型に包み込むエレガントなフォルムに目を奪われた。


VTRでは、過去この椅子たちが登場した一昔前の映画のシーンが幾つか紹介される。
50年代ぐらいの作品だろうか。
オールドファッションな雰囲気の中、洗練された椅子がモダンなアクセントを添えていた。


形態を変化させつつつなげることができる大阪万博で展示されたという「Osakaソファ」もあった。

中央では個々の椅子がシルエットにより浮かび上がり、愛らしい椅子の表情が際立った。

会場内の椅子はすべて腰かけることが許されている。
今でも注文がある、生きた椅子である証。

風や雨が木々を揺らす氏の自宅周辺の風景を前に、お茶目なSの字型ソファ「Tongue」に腰を下ろしてみる。

ふんわりと優しい感触。
無機質でない、人間味のある温かさに抱かれる。


インタビュービデオの中で、ダンディなポラン氏はこう語る。
自分の椅子は決して贅沢ではない。
それらは本質的に必要とされるものなのだから。


とっておきの椅子、そして、それらを囲む煌めくセッティング。
両者のコラボは一体化し、四角い素っ気ない空間は華麗に変身。
都会のビルにいることを忘れてしまう。

建築家の坂 茂氏と照明 デザイナーの石井 リーサ 明理氏の采配もまた見事だった。


P1620495.jpg



http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2014/paulin/

場所:シャネル・ネクサス・ホール
展覧会名:『ピエール ポラン - デザイン フォーエバー』
開催期間: 2014年9月2日(火)~9月26日(金)  12:00~20:00
入場無料・無休
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2014.09.05 Fri | Art| 0 track backs,
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