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資生堂ギャラリーで開催中の壮大なインスタレーション展覧会、要所ごとのトリックを押さえよう
美術館に興味がない人も、これはアミューズメントパーク的に楽しめる。
資生堂ギャラリーにて開催中の3人のユニット『目【め】』による「たよりない現実、この世界の在りか」展。
会期は残すところわずか。8月22日まで。

http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/


いやはやなんとも大胆なインスタレーション。
だって、ギャラリーの中が、丸ごと、、、になっているのだから。

一部だけ写真撮影OKのポイントがあり、そこで撮影:

IMG_2442.jpg


ただ、その大きな枠組みの中で、チャーミングな仕掛けがある。
詳細は行ってのお楽しみ、ということで伏せるけれど、
抑えておきたい洒落たビューポイント(一種のトリック)が4つ。
これ、素通りする人も多々いたので、敢えて注意喚起。


まず、ギャラリーへは、エレベーターでなく1F「点検口」(これもインスタレーションの一部)から入るのがポイント。
(行は点検口から2Fへ、帰りはエレベーターで1Fに、と促される。)

この「点検口」は、まるで工事現場そのもの。
そして第一のビューポイントは、階段の途中にある踊り場。
ある2点の場所を覗くと、
最後の部屋に出てくる2つのもの(敢えて言ってしまおう、室内履きとミネラルウォーター)が見えるという演出あり。
これが最初のビューポイント。


次に、廊下を通って、角のところにある物体がキラリ。
その先の消火栓のようなスペースに体をもぐりこませると、やはり物体が仰ぎ見られる。
これがトリック2と3.


そして、最後の部屋。

余りにリアルなその部屋は、見えない人の気配があるかのよう。
細部までこだわって、リネンまで特注のようで、ネーム入り。
そしてほら、さっき覗き見た室内履きとミネラルウォーターが床に。

と、ここで、”1室”にだけ入って帰っていく人を見かけた。
ああもったいない。
その部屋は、そこで終わりではないので!?
ほら、よく見てみると・・・
これが4つ目。
手品のような大胆な大仕掛けだ。


すごく現実に忠実なインスタレーションでありつつ、そのリアルさが、圧倒的な虚構感を呼び覚ます、
という矛盾に満ちたスリリングな体験。
お見逃しなく!



ちなみに、インスタレーションのカーペットは専用の業者さんに頼んだようだけど、
あとの細部はすべてアーティストさんたちが共同作業で行った由。
資生堂ビルの管理用裏口か?と思える点検口の左官屋さん的領域まで!


最後に、今回フリークエントヴィジットで、これをゲット。
違うデザインのものがたくさんあるので、これからもまだ収集予定。バッジでなくてマグネットなのがよいです。

P1620006_20140820081005fde.jpg


■「たよりない現実、この世界の在りか」展 開催要項

主催: 株式会社 資生堂
会期: 2014年7月18日(金)~ 8月22日(金)
会場: 資生堂ギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
Tel:03-3572-3901 Fax:03-3572-3951
平日 11:00~19:00 日曜・祝日 11:00~18:00
毎週月曜休(月曜日が休日にあたる場合も休館)
入場無料
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2014.08.20 Wed | Art| 0 track backs,
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