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菊池寛実記念 智美術館併設のレストラン ヴォワ・ラクテの心地よいひととき(東京・神谷町)
東京都神谷町。
ホテルオークラのそばに菊池寛実記念 智美術館がある。

1F入って右手にあるレストラン ヴォワ・ラクテは、知る人ぞ知る人気のレストラン。
大きく取られた窓ガラスから見える庭のみどりが瑞々しい。


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ヴォワ・ラクテ=Voie Lactee(英語だとMilky Way) とは、フランス語で天の川。
Lacté(e)は乳の、乳白の、といった形容詞。
乳を表すラテン語Lacの語幹は、英語にも名残があって、例えば乳酸は、lactic acidなどという。


このレストラン、夜はライティングで天上が天の川のようになるそうだ。
http://www.musee-tomo.or.jp/voielactee.html


美術館訪問の際にレストランを利用したことがあるけれど(一度は親と一緒の訪問。気に入ったようで、その後も利用したと聞く)、
いつもランチだったので、夜のこの趣向はこれまで知らなかった。


美術館利用なしでも食事は可能。

でも、折角行くなら入館がお勧めかな。
ステキな空間で、心地よさが倍増するので。


例えば、地下展示スペースへのアプローチ。

螺旋階段の壁面には和紙の書のコラージュがあり、 
ひとつ下った踊場スペースから見るガラスのまばゆい手すりが見事。


P1620071.jpg



ガラス作家の横山尚人氏に依頼したものだそう。
長さ30㎝のガラスの細長い円柱がつなげられ、螺旋となっている。
深さの異なる微細な彫りが、ゆるやかな螺旋のように展開。
それぞれの円柱ガラスは同じ型で作ったものでなく、ひとつずつ異なる微妙なカーブがつけられている。

手すりひとつとっても秀逸な芸術品なのだった。

写真 (42)



螺旋階段というと思い出すのがバチカン美術館。
踊場から見上げるこの螺旋とバチカンのそれを試しに比べてみる。


(以下は去年GWに訪れたバチカン美術館)
P1350678.jpg



階数が違うので、層の深さは異なれど、段差が低いバチカンに比べ、
智美術館の方は縦方向に広がりがあり、螺旋自体の形はよりしなやかで女性的。


更に上方部を比較してみる。

バチカン:
P1190129_201408170835046ad.jpg


色なしステンドグラス的なバチカンに対し

智美術館:
P1620074.jpg



こちらはトップに明り取りの窓のような小ぶりの円形を頂き、無限感が増長され。

周囲には、小さなキラキラしたライティング。
この小さな光はレストラン同様、天の川を表しているのではないか
などと勝手に想像した。


下り終えると手すりはノーマルなタイプに変わるものの、
そこから見上げるスパイラルも、エレガント。


P1620068.jpg



展示室の構成も、例えば今回はやはり天の川のような曲線使いがあるなど、見目麗しい。

P1620021.jpg



目下、2014年9月28日(日)まで、「陶の空間・草木の空間 ―川崎毅と関島寿子」展が開催中。
こちらの美術館、現代陶器の展示を中心に展開しており、馴染みのない向きもあろうけれど、
何かしら自分なりの発見があって、食事で味覚を、展覧会で視覚を刺激するそんなハーモニーが楽しめる。


ちなみにレストランはいつも混んでいるので、私は予約の上訪問している。

*バチカンの写真以外は全て「ブロガー向けの特別鑑賞会」において撮影許可を得ています。


*****

菊池寛実記念 智美術館併設レストラン 「ヴォワ・ラクテ」
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130704/13015563/


菊池寛実記念 智美術館

「陶の空間・草木の空間  川崎毅と関島寿子」展
2014年9月28日(日)まで
休館情報などは下記URLにて:
http://www.musee-tomo.or.jp/exhibition.html



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菊池寛実記念 智美術館併設のレストラン ヴォワ・ラクテの心地よいひととき(東京・神谷町)
やきものとかごの芸術 @菊池寛実記念 智美術館
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2014.08.17 Sun | Gourmet| 0 track backs,
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