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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
思い出深い美術館
再訪したい美術館がある。
中学生、或いは高校1年の時に家族旅行で訪れた大原美術館。

本物を見みることの大切さを説く祖母に連れられて、デパートの印象派展には小学生の時から足を運んでいた。
セザンヌが描くテーブルがひしゃげているのが不可思議でありつつ、何故か心惹かれたのを覚えている。
東京美術学校・日本画の第一期卒業生を曽祖父をもつ父は絵がヘタなくせに日本画が好きで
家族で時折茅場町時代の山種美術館を訪れることもあった。

ひとりで美術館歩きするようになってからは、ブリヂストン美術館のサントヴィクトワール(セザンヌ)にときめき、
国立西洋美術館のモネの舟遊びの前で不動になった。
上方に描かれた人物がどこか不安定で水の上のゆらぎを感じさせ、
水の青さとパステルカラーの洋服の爽やかさが若い心に心地よく響いた。


でも、なんといっても鮮やかな印象をもって思い出されるのは大原美術館。

絵の具が山のように盛り上がったルオーの道化師。
堂々たる力強さの中に寂しさを感じたのは盗難された履歴を持つと聞いたせいだったのか。

長細い人物、まばゆいばかりの光に満ちたエルグレコ。
受胎告知といったテーマやマニエリスムなどという言葉は知らずとも、
デフォルメされた造形にたじろぎつつ吸い寄せられた。


当時は画家の知名度などは知る由もない。
でも、心にぐんぐん迫ってくる絵が多数。
それを人は一流の絵画と呼ぶのだろうか。


(当時買った絵ハガキ、今も残っている)
写真 (26)


大原美術館
http://www.ohara.or.jp/201001/jp/index.html
●アドレス
〒710-8575
岡山県倉敷市中央1-1-15
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2014.07.25 Fri | Art| 1 track backs,
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2014/07/26(土) 08:56:06 |
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