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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
服部幸應さんのレクチャー
以前フランス文化関連の社会人講座で、服部幸應さんのお話を聞いたことがある。

頭の中に引き出しがたくさんあって、次から次に食にまつわるエピソードが披露された。
中でも驚いたのが、数字に対する記憶力の良さ。
日本の自給率の低さを嘆き、世界各国の自給率推移や、人口数をソラですらすらと。

問題意識の高さもうかがわれ、
1.Sustainability 持続可能性
2.Biodiversity 生物多様性
3.Ecology エコ

をもって日本の農業を守れ、と訴えていらした。

このあたりは導入部として普段からの主張を披露されたわけだが、
フランス文化の講演会ということで、フランス料理がかつてどちらかというと粗野で
肉の材料+胡椒で食べる大ざっぱな食文化だったといった話も。
しかしルネサンスにあこがれたフランス人。イタリア人を政略結婚などで大量に招聘し、
パンと組み合わせるなど洗練された料理になった。


もちろん最後にはトレードマークのような食育の話も。
食文化を通じて世の中をよりよい方向へ、という熱意が感じられ、実にエネルギーに満ちた方だった。


ちょっと横道に逸れて、先生が審査員をされた「料理の鉄人」の話題も少し出た。
同番組開始後、将来なりたい職業として、料理人が一位になったこともあるという。
93年に23位だったものが、放映されるや上昇し、95年に1位となり、今は11位なのだとか。
これらの数字ももちろん暗記されていた。


一度身に着けた知名度であとの人生慣性のように渡っていくといったところが全くなく、
常に何かを吸収・発信し続ける様子に感服した。

ちなみに、時折空席が目立つことがある会場も、この日ばかりは超満員。
かくいう(ミーハーな)私も、いつもより15分早く行き、
既にかなり席は埋まっていたものの、
ポツン残っていた前から2番目の席を確保しかぶりつきで拝聴した次第。
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2014.07.18 Fri | Gourmet| 0 track backs,
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