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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展
昨夜、「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」の内覧会を訪れた。

ヤゲオ・コーポレーションのCEOピエール・チェンの財団ヤゲオ財団との共同開催という企画展。
一代、30年間で素晴らしい名品コレクションをなしとげた氏のスピーチ:

写真 (15)



”世界の宝”の意味には、市場価値という現実的な側面も含んでいるといい、
近美としては、大胆な構想。


チェン氏は、自宅のあちこちに(お風呂にまで!)集めた作品を飾っているといい、
作品を眠らせるのでなく、その芸術性に常に触れ、豊穣な時を過ごすことが大切というポリシーのよう。

実際生活の場に飾られているシーンが写真で展示されているのも興味深い。
まさに生きている芸術品。

作品の中には、抽象画というオブラートに包まれてはいるが、これは居間には飾れないだろう、一体どこに飾る前提で購入したんだろう?
というようなものもあり、
普通の展覧会と違い、コレクター、個人がコレクションをすること、などを必然的に意識する。

あれだけの大判の作品を飾って威圧的でない広い自宅、そっちの方にも感嘆したわけだけど。


杉本博司氏の《最後の晩餐》のユダが握るナイフにぞくっとし、
(実はこの日偶然、バッグの中に「Last Supper」というミニ画集を入れていた私。
世界中の6世紀から現代にいたる最後の晩餐の絵が収められている。
出版社はPHAIDON。東京駅丸善で見つけた。)
ブリヂストン美術館で見慣れた色彩とは異なるザオ・ウーキーの作品に触れ、
極彩色の建造物抜きののどかな中国の風景画が新鮮。
絵画、写真、そしてその中間的作品あり、写実・抽象画あり、爽やか系・毒々しいものなど、バリエーション豊か。


写真は屋外展示のマーク・クイン。

写真 (17)



そんな中、ポスターに使われているやはりマーク・クインのこれにちょっと既視感。

Poster2 - コピー


06-07年にかけ、ツール・ド・フランスの前座に出ていたアクロバットの技がそのものだった。

07年ツールはイギリス・ロンドンが大会初日グランデパールの舞台だった。
クイン氏はそのとき、あの場に居合わせたのだろうか、などと思ってしまうほど。

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写真 (18)


展覧会名:
現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展
ヤゲオ財団コレクションより

会場:
東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー + 前庭

会期:
2014年6月20日(金)~8月24日(日)
開館時間:
10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)
*入館は閉館30分前まで

休館日:
月曜日(7月21日は開館)、7月22日(火)
http://www.momat.go.jp/Honkan/core/
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2014.06.20 Fri | Art| 0 track backs,
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