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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
みどりの日の都立公園無料公開
都立公園が無料となる5月4日みどりの日。

だいたい欲張って六義園や古河庭園など含め6カ所ほど巡るのが常だけど、
今年は4か所に抑えておいた。
合間に美術館のキュレーターイベントにジョインしたかったためだ。


1.旧岩崎庭園→ 2.上野動物園→ 3.上野駅旧貴賓室を使用したレストランでランチ→ 
4.近代美術館(みどりの日が今年はたまたま第一日曜日に当たったため入館無料)14:00からのギャラリートーク参加→ 
同美術館15:00からのキュレータートークに参加(今回は川端龍子の研究者の方による川端画伯の絵と戦後の日本画壇)→
5.芝離宮→ 6.浜離宮


1.旧岩崎庭園

こちらは行くたびにいろいろ発見あり。

毎度、岩崎弥太郎氏一族の財力たるや圧倒される。
白河庭園、古河庭園も一族の別邸だったと知ればなおのこと。

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内部は見ごたえがあり、特に装飾へのこだわりがいっぱい。

驚くべきは温水ヒーター。
ことごとく浮彫が施され、天使あり、葉模様あり。

特注された型押し製法の壁紙もすべての部屋で色・柄が異なり、カーテンとの色調のコーディネートなども含め
なんとも洗練されて舌を巻く。
センス抜群だ。

内装もジョサイア・コンドルが手がけたのだろうか。


和室の襖絵は奥にある富士山のものも含め、橋本雅邦。
岩崎家が援助した画家との由。

住友家も後押しした画家が幾人かいたけれど、ここまで大成した者はなく、
欧州で絵画を買うよう住友家が渡した金を使い込んでしまった画家もいたと聞く。
審美眼では三菱に軍配か。


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家の内部は手抜きが一切なく、細部へのこだわりもかなりのもの。
ふすまの把手は三菱マーク(三階菱)。

柱などにも何気に菱模様。(上記のように外から撮影したものをクローズアップ。)

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裏手にまわれば、ベランダの柵の繊細さが目を引く。

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ベランダの床は幾何学模様のモザイク。
室内も板張りが幾何学模様のはめ込みになっていて、とことん飾り立ててある。

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出口へと向かう途中にも三階菱。
(上下に3つ連なるひし形がそれ)

岩崎家(三菱)という”ブランド”への思いがあちらこちらに漂っている。

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2.恩賜上野動物園

前回秋の訪問時にはパンダの食事風景や蝙蝠の喧嘩を堪能(?)した。

でもみどりの日の無料公開日の混雑ぶりは生半可じゃなかった。
お子様優先の空気に従い欲張らず、空いている場所のみをピックアップし、よしとする。


シマウマ、改めて見るとたてがみが立派で、ごつい。
やはり馬なのだ。

この縞模様の同化作戦は、自然の摂理とはいえ芸術的。

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ミーアキャットの目や仕草が人間ぽくて、
なかなか艶めかしい。

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(ランチ、近美、芝離宮は割愛して)
5.浜離宮

有名な八重桜は完全に散り去り、
藤の花とつつじ、双方とも終わりかけ。


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汐留オフィスビルの谷間にあり、
日通や電通の人たちは素晴らしい借景を享受できる。
ただし窓の向き次第でかなりの不公平感(?)

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近美を出た時点で16:20。
キュレータートークが熱を帯び、時間延長となったのだ。
慌てて飛び出し、駅へと猛ダッシュ。

最寄り駅は竹橋駅だけど、JR浜松町に行きたかったので神田駅まで1.7㎞走ることに。
17時に芝離宮着。
あそこは狭いので15分でまわり、徒歩で浜離宮まで。

出がけに芝離宮のご担当の方から、15分で浜離宮まで行くのは難しいと言われる。
近い門がすでに閉まっていて、メインゲートまで回る必要があるためだ。

一目散に走って、なんとか入門制限の17:30にセーフ。

18時まで30分間、園内そぞろ歩きでこの日は終了。

西日が黄金色に木々を照らしていた。

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2014.05.05 Mon | 国内探索| 0 track backs,
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