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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
裁判員は務まるか?
イギリスと日本でそれぞれ1度ずつ、裁判の傍聴をしたことがある。イギリスでは英語学校の授業の一環で。婦女暴行事件だったけど、ちんぷんかんぷんだった。まあ、これは私の英語力の問題。

日本で傍聴したのは業務上過失致死に問われた裁判だった。社会勉強として行って来たのだが、裁判員制度って本当に機能するんだろうか?と疑問に思った。そのぐらい難しかった。むろんイギリスの裁判みたいに”100%理解不能状態”ではなかったにせよ。

まず業務上過失とされる事故の検証が1時間冒頭陳述として長々と述べられたのだが、専門的すぎた。事故の原因となった機械の部品名や部位などの説明がずらずら並んでも、こちとらそんな部品見たことないからわからんよ。

一部OHPでの説明もあったけど、ビジュアルで見たって、一体なんのことやら、一体なんでその説明が証拠になるのやら。裁判って、人vs人だけのものばかりとは限らない。その仲介物としてややこしい器具だの機械が介入した場合、性能だとかファンクションだとかの知識が全くない第三者にどう判断せよというのだろう?裁判員側に非常な負担となる可能性があるように思えるのだが。

今、裁判用語を平易にしよう、という動きがあるけれど、仕組みが複雑な機械の検証へと話が発展した場合、裁判用語が簡単になったとしても法廷での争点が理解できない場合がある。陪審員制度、一体どんな船出になるのだろう。

傍聴の手引きはここ。傍聴希望人数が多いとコンピューターによるくじびきになる。

==> 2/1 追記:
調べてみたら、過失致死といったテクニカルなものは、裁判員制度には当てはまらないようだ。適用されるのは下記であるそうだ:

1. 死刑又は無期の懲役・禁錮に当たる罪に関する事件(法2条1項1号)
2. 法定合議事件(法律上合議体で裁判することが必要とされている重大事件)であって故意の犯罪行為により被害者を死亡させた罪に関するもの(同項2号)

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2008.01.28 Mon | Society| 0 track backs,
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