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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ターナー展:友人の感想
最近友人と一緒に美術館に行くことが多い。
モロー展、洛中洛外展、仏頭展、カイユボット展などなど。

博識者からいろいろ教えてもらえるのが嬉しい他、自分と違う視点がわかるので
それも楽しい。
気づかなかった片隅に描かれた小物を指摘する友、
ひとことでその絵をサマリし、それがなかなか的を得ていたりする友、
好きでなかった絵のよさを気づかせてくれる友。


先日ターナー展に行った友人SaSさんからメールをもらったので、
了解を得た上で、以下に掲載。

ターナー展行ってきました。ご報告をば。

10時過ぎに着いたのですが、券売り場の列は10人くらい。
結局12時過ぎに帰るまでゆっくり観る事ができました。

色々収穫があったのですが、まずは長年の小さな謎が解けました。
むかーし彼の絵を初めて画集で見た時、なぜ夕焼け朝焼けばっかり描くんだろう、と思ったのですが、
今回の展示の説明によると、
それは当時クロームイエローの絵の具が出たてで、ターナーはそれにご執心だったせいだったのですね。

という事は、
あの黄色は彼の心に見えた色ではなく、それ自体が目的だったのか?などと勘ぐってみたくなりました。

あと意外だったのは、たくさん展示されていた書籍の挿画(小品)が、どれも実に丁寧に描かれている事。これは1枚欲しい。

全体としては、
とにかくドラマチックな情景が好きな人だなぁという印象です。
いわゆる静かな落ち着いた情景はほとんどなく、雪崩だの座礁だの。
説明に、
パトロンに絵を頼まれて、難破船を描いたのだけれど、不評で飾ってもらえず、
とありましたが、当たり前だよな、とも思ったり。
でも僕は船の描かれたカードをいくつも買いましたが。

そうそう、肖像画も見ましたよ。(*)
最初は英国によくある風刺画かと思いました。
若い頃の肖像画は、確かに「盛り過ぎ」ですよね。



(*):若いころの肖像画は、実物よりかなり見栄えがいいという学芸員さんの話アリ。
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2013.12.19 Thu | Art| 0 track backs,
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