FC2ブログ
日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
偽装と偽善
再生紙偽装のニュースをちょっぴり苦々しい思いで見ている。製紙会社に対してどうこういうというより、これまでグリーン購入法を押し付けてきた企業に、こういう偽善的な行為はやめるべき時がきたんじゃあ ありませんか?、と問いたい。

研究開発=R&Dを海外に委託する場合、成果物は報告書という形でやってくる。海外からきた英文レポートを発注元の企業に納入する。しかし国がらみの企業だと、「グリーン購入法」と称してレポートにはxx%の再生紙を使用すべし、と指定してくる。

これって、実はとんでもない反エコに当たる。英国や北米の場合、レポートを頼むと、厚くて白い質のいい紙でよこしてくる。海外の学者たちに再生紙xx%を探してほしい、なんていうのは通用しない。さらに報告書のバインダーとじは決まった形式があるので、厚い紙でないとできない、とも言われる。

だから、日本に到着してからその立派なレポートのバインダーを解体して、古紙再生紙にコピーしなおす。ときに納入時必要部数は5冊とか。さらにその再生紙を探すのが大変。総務が購入する紙とは再成率の%が違うので、部単位で独自にアスクルなどのカタログとにらめっこして、それだけのために買うことになる。

せっかく海外から立派なレポートを6冊とか送ってもらっているのにそれが使えず、コピーしなおすなんて、もったいないなーといつも思っていた。

グリーン購入法とかいって体裁はいいけれど、本来なら自分の会社でやればいいこと。他社に「xx%の再生紙で提出せよ」というのは、他人の腹を痛めつつ あたかも「うちの会社はエコやってます」みたいな偽善的な行為に思えて仕方ないのですが。

で、今回の偽装事件。グリーン購入法の無意味さが露呈した。自己満足、ただそれだけだったのじゃあありませんか?
関連記事
2008.01.23 Wed | Society| 0 track backs,
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
"shw-greenwood" template design by Shallwill