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箱根の旅その2.箱根の新名所、岡田美術館
今回箱根滞在中、10月4日にベールを脱いだ岡田美術館を訪れた。

オープン1週間後。できたてのホヤホヤだ。

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門をくぐると案内の方が、屋外にある目玉の「風神雷神図」へと案内してくださった。

縦12メートル、横30メートル。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」を素地としてつくられた福井江太郎氏作の巨大な壁画だ。


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それと対面する格好で、足湯がある。
足湯に浸かりながら、のんびりと巨大壁画を鑑賞する趣向。
美術館来場者は無料。或いは、別途小額を支払えば、足湯のみでもOKのようだった。


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さて、入館し、驚いたのが、個人(実業家・岡田和生氏)の収集品で成立する美術館でありながら、5Fまであり、
時代・収集品のバリエーションに驚く。


【展示構成】
1階 中国陶磁・青銅器 朝鮮陶磁
2階 日本陶磁と日本絵画の名品
3階 日本絵画Ⅰ ―屏風を中心に―
4階 日本絵画Ⅱ ―書跡、中国・朝鮮の美術とともに―
5階 仏教美術


縄文土器、埴輪、四天王立像、日本・中国の陶器、屏風、日本画などなど。


国立博物館と、陶器の名品を置く松濤の戸栗博物館、竹橋の近代美術館をミックスしたような美術館、そんな印象をもった。

日本画についていえば、近美よりも古い時代、つまり江戸以前の絵も多々あり、近美に親しんだ私としては新鮮だった。

俵屋宗達、尾形光琳、応挙、若冲など。

Takさんの「弐代目・青い日記帳」によると、いかにも目玉といった風情の光琳の「雪松群禽図屏風」は、岡田氏の収集の第一歩となった記念すべき作品なのだという。


1階の陶器も、松岡美術館や戸栗美術館の収集品を思い浮かべつつ興味深く見た。
あとで時間が足りなくなるほど。

色・フォルムともに洗練された中国の陶器。
5~600年前の物とは思えない斬新さ。


一番気に入ったのは、3階の屏風のコーナー。
閉館時間近くまで、残り時間を3階で過ごしたのだった。


名品、逸品揃いの中、中でも柿を描いた鈴木其一や黒い月の酒井抱一の屏風には心がなごんだ。
気負わない筆遣いが、なんともすがすがしい。
一服の清涼剤。


東山魁夷の「朝の大聖堂」の絵の森閑とした美しさに、惚れ惚れ。
水面にも大聖堂の全体像が映り、荘厳さに圧倒される。

菱田春草の「海月」は、ほのかな月と、ゆらめく水面に吸い込まれそう。


以下、岡田美術館について、経験談:

◆ 場所は、小涌園のお隣。
◆ 展示室入室前に、カメラはロッカーに預けることが義務。
◆ ポーラ美術館同様、作品リストはなし。
◆ 1階から丁寧に見ていったのだが、それでは2時間あっても足りない。
◆ 時間が限られている場合、配分をうまくやる必要があるけれど、持ち時間を5分の1に分割する必要はない。5階の展示物は少ないので、こちらはあっという間に見終わるはずだから。(5階の展示室は一部のみの使用。)
◆ 入館料は2800円とややお高いけれど、箱根ホテル小涌園の宿泊パックを利用したので、割高感はなく。宿泊プラス美術館一か所入場無料というパックで、迷わず岡田美術館をチョイスした。
◆ 横山大観の「霊峰一文字」は、94.0×873.2㎝。壮観なり。

****

岡田美術館公式サイト:
http://www.okada-museum.com/

開館時間 午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 年末年始(12月31日・1月1日)

今回の展示は「日本・東洋 美の遺産展」


*** 10月の箱根小旅行 ***
箱根の旅その1.仙石原のススキ
箱根の旅その2.箱根の新名所、岡田美術館
箱根の旅その3.箱根で世界遺産を愛でる
箱根の旅その4.レジメ
箱根の旅その5.箱根富士屋ホテル
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2013.10.14 Mon | Art| 0 track backs,
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