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日本の誇れる点
少し前の日経夕刊にこんな話題があった。中国は貧富の格差が社会問題になっている。社会が急成長すると、どうしてもこういうひずみは必然的に生じる。しかし、日本は例外的に一億総中流の方向に流れていった。

高度経済成長を遂げた日本が貧富二層構造の拡大という社会問題を抱えずに平均的中産階級の層を厚くすることができた理由は3つあって、累進所得課税で所得の多い人はたんまり税金で持っていかれるようにしたこと、2つ目は春闘方式で大手のベースアップが中小企業にも適用されたから、そして農家への手厚い保護政策を行ったから、らしい。

なるほど、と思った。日頃日本の将来に関しては悲観的な思いばかりが先行する:犯罪の凶悪化、若年化、なんだか余り明確ではない経済政策。私の履歴書に目下出演中のグリーンスパンの話を読むにつけ、今の日本には政治家に助言できる有能なカリスマ経済学者がいないなぁ、と思ってしまう。

でも、高度成長後のわが国で、今や当たり前として受け止めている日本国民大半がなんとなく中産階級意識、という事態は実は普通のことではないらしい。過去の政策がうまく機能した結果であり、誇りに思っていいことなんだそうだ。

本当に誇れることっていうのは、案外常日頃気がつきにくいところに存在するものなのかもしれないな。
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2008.01.16 Wed | Society| 0 track backs,
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