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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ギャラリートークフリーク
土曜は朝エアロビ2本に参加。ランチでツーレと合流。イタ飯屋で食べたあと、ツーレはジムへ、私は松岡美術館へ。そのあと夜また合流して、友人のコンサートに。終了は21:30。そばにオーバカナルがあったので入ろうかと思ったら、ディナーのコースは4000円。こんな遅くにそんなたんまり食べる気はしない、ということで、安直さながら、そばにあったコージーコーナーに入る。

ケーキ、サラダ、コーヒーつきのスパゲティセットにした。麺はアルデンテという概念を超越した柔らかさだったけど、なんか昔のスパゲティって、こんな感じだったっけ、どそこはかとなく郷愁を覚えるような味わいだった。

さて、近頃の私、完全にギャラリートークフリークと化している。昨日も松岡美術館の14時からのギャラリートークに参加。中国の磁器に関する説明を1時間聞く。目からウロコが落ちまくって、今朝は朝早くから昨日の話を元に、夢中で中国の陶磁器の変遷を復習してみたりなんかする。

たかだか陶磁器といえども時代別に並べると、その変遷は素人目にも明らかで、話を聞くにつけ、技巧の変遷は時に社会的要求に基づくものであったり、物資の入手状況による必然的な変化であったり。オモシロイ!

例えば、展示の中に紅地粉彩卉文扁壷1対というのがありまして。裏には漢字が書き込まれていて、なんだろう?と思うと、これは当時の皇帝である清の乾隆帝が自ら作った詩だそうで。乾隆帝は詩作が大好きで、5万首も作ったんだそうだ。詩の注釈まで自分でつけたポエムマニアだったという。時代の器から、そんなことまでうかがわれる。

また清の時になると、グラデーションの美しい桃の図柄の彩色もある。粉彩方法により、グラデーションが可能になり、同時に西洋から七宝の技術が入ったためこのぼかし手法が流行したという。桃は豊穣をあらわし豊かの印。さらに蓮(ハス)の絵も、連続の連の字を使っていることから、連続を表し、子宝にめぐまれるという意味があった。中国の陶磁器に書かれる花鳥風月は主におめでたいものが採用された・・・

などなど。単にきれいな花瓶だー、といった感じで今までながめていた対象物が、急に違う素顔を見せてくれて、エキサイトしてしまった。

ひとつ痛感したこと。それは、中国の皇帝やその時代の特色などの知識を持っていないと、深い理解は無理であるということ。折を見て、中国史をぼちぼち勉強すれば、もっと楽しくなりそう。
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2008.01.13 Sun | Art| 0 track backs,
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