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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
18世紀のユーモア 白隠展(Part4)
日本人って、生真面目で、堅物な人種、というイメージを自らもっているけれど、
18世紀の日本人でしかも、お坊さんが、こんなユーモラスな絵を描いた
それがなんとも説明がつかず、不思議な感じ。


話は再び、2013/2/24(日)までBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている
白隠展 HAKUIN 禅画に込めたメッセージ


まずお出迎えしてくれるのがこの一枚。


*写真はすべて、ブロガーナイトにて撮影を許可されたもの:
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お坊さんが、ピアスして、運動靴を手にしてる、
そんな雰囲気の絵だ。

この靴の意味はこちらに詳しいけれど、亡くなったはずの達磨大師が片方の靴をもって歩いているのをある人が目撃した。
そこでお墓をあけてみると、別の片方の靴のみがそこにあった、といった
そんな夢うつつの話に基づいているのだそう。

それにしてもこの表情。
イタズラ坊主のような。

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さらにダジャレまである。

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語呂合わせの妙と、軽妙な図柄の組み合わせ。

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個人的に足を踏み入れて、まず気になったのがこれ。

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人生のいろんなフェーズの人が集まっている。

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金棒で鬼をすりつぶす、こちらの絵もしかり。

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ご丁寧に金棒の先には血までついてる。

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やはり60歳を過ぎて絵を始めたというその年季ゆえの肩の力の抜け方か。
遊び心満載で、白隠自身も茶目っ気たっぷりだったのでは、と思う。


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いや、ちょっと待てよ、だけど、スライドショーで見た白隠さん、
意外にこわもてだったっけ。

所謂好々爺などではない。

画風にパーソナリティの投影がないような印象なのだが。


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そういえば、こんな自画像もあった。
やはり目はギョロメ。

あくまで真面目顔。
おちゃらけな様子はなく。

鬼のすりつぶしの絵を、一体彼はどんな様子で描いたのだろう。

鬼の形相でお尻にお灸をすえる絵を描いてた可能性は十分ありそう。。。


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● ミッドタウン 雪だるま間違い探し(気が付きましたか?)と 白隠展(Part1)

● 国際的にもピカイチな、日本の運送業者の技 - 白隠展(Part2)

● ジョン・レノンの「イマジン」は禅僧の言葉から着想・・という話 白隠展(Part3)
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2013.02.08 Fri | Art| 0 track backs,
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