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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ジョン・レノンの「イマジン」は禅僧の言葉から着想・・という話 白隠展(Part3)
ジョン・レノンが、禅僧・白隠が描いた絵を所有していること、
「イマジン」はその白隠の言葉に刺激を受けて作ったこと、

などはあちこちで話に聞いたけれど、
白隠展に行ってみて、そして、改めてイマジンの歌詞を眺めてみて、
やっと具体的に合点がいった。


まず、白隠の達磨の絵って、ひとつを例に挙げると、こんな感じ。


P1270968.jpg
*以下「白隠展」の館内の写真は、特別許可された日に撮影したものです。


で、超人日記さんの内容を見ると、白隠の良さを測り兼ねたジョンがオノ・ヨーコさんに
絵の神髄を聞いたところ、すらすらと、言ってのけたという。

要するに筆に迷いがない点などを説明したようだ。

そしてジョン自身、白隠に傾倒していく。

完成した「イマジン」の歌詞:

Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No Hell below us・・・


それと白隠がどう結びつくのか?

それが例えばこの白隠の書:

「南無地獄大菩薩」


P1270978.jpg


南無とは、こちらのサイトによると、「身をささげてすがること」らしい。


となると地獄にすがることになる。
どういう意味なのか?


先日の山下先生の解説によると、白隠の意図は、
地獄も極楽も表裏一体なのだ、ということなのだそう。


地獄があるからこそ極楽があり、この2つは切り離すことはできない、
渾然一体となるその様を、レノンは

There's no Heaven
No Hell

と表したということのようだ。


P1270949.jpg


現在Bunkamuraザミュージアムで開催中の白隠展には、
教えを託した絵のみならず、
墨蹟もある。


P1270947.jpg


達磨についてはこのような解説:

P1270977.jpg


上述のサイトでレノンが白隠に開眼したその経緯を読んで、
博識なヨーコさんのすごさも思い知った。


そういえば、ロンドン五輪観戦のとき、トライアスロン会場そばに、
こんなものを見つけた。

Yoko Onoギャラリー。


P1140423.jpg

P1140419.jpg


祈りを捧げましょう、と
七夕のようなコーナーがあった。

P1140422.jpg

七夕を知らない英国人たちのために、
こんな解説も。

P1140425.jpg


Yokoさんの視点が、己を通り越し、世界や人類の平和へと伸びていることを感じる。


白隠展@Bunkamuraザミュージアム
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2013.01.21 Mon | Art| 0 track backs,
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