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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
古今東西(というか イタリアvs日本)騎馬像対決
これまでイタリアで有名な騎馬像を2か所で見た。

まずはヴェネツィア。
ヴェロッキオの「コッレオーニ騎馬像」。
サンティッシマ・ジョバンニ・エ・パオロ教会前にある。


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威風堂々たるなかなか貫禄あるお姿。
そうそう、作者のヴェロッキオは、ダヴィンチの師匠だ。

ダヴィンチに天使の絵を描かせたら、弟子に追い越されたと悟り、
彫刻に移行したという。
15世紀の人。


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これ、一人旅のときに探そうとして、ずいぶん迷った。

ヴェネツィア、須賀敦子さんも言う通り、本当に迷路のよう。
ひとつとしてまっすぐな道がない。

運ががぐにゃぐにゃ張り巡らされているせい。

地図を見てもよくわからない。
だから地図を片手に歩く気にもならない。
ふらっと一か八かで歩くことになる。


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この小広場には教会建築のような病院もあり、なかなか重厚感ある場所。

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お次はパドヴァ。

バジリカ・デル・サントこと、サンアントニオ聖堂の前にある。

彫刻家ドナテッロの手によるロンズの騎馬像「 ガッタメラータ将軍騎馬像」。
ドナテッロは、14-15世紀の人。

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こちらもセッティングは抜群。

ドナテッロといえば、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂にある
洗礼堂扉のレリーフ制作のコンテストに出場し、
ロレンツォ・ギベルティと熾烈な争いをしたことで有名。

最終的に彼が勝利し、手がけることに。

コンテスト出品作品は、そばの国立博物館にある。
博物館へは行ったのに、見つけられず。
なにしろ広すぎる。


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最後に日本。

皇居外苑にある楠正成像。

これが、なかなか素晴らしい。

外苑のサイトによると:

この銅像は、別子銅山を開いた住友家が、開山200年の記念として企画し、東京美術学校に依頼し作成し、宮内庁へ献納したもので、高村光雲など東京美術学校の職員らにより当時の技術の粋を集めて作成され、明治33年7月に完成し献納されたものです。

とのこと。

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「粋を集めて」というのがうなずける。

この彫刻、なんとなく背景になじんで当たり前のように屹立しているもんだから、
みんなあっさりと前を素通りしていくのが、なんとも残念。

年代は遥かに後とはいえ、イタリアの有名な騎馬像にひけはとらない、と思うのだけど。


なかなかの迫力で、特に、風を感じるしっぽの流線型など、秀逸。
惚れ惚れする。


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おっかないこの表情。

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日本もまんざら捨てたものじゃない。
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2013.01.12 Sat | Art| 0 track backs,
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