FC2ブログ
日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
手の痕跡 国立西洋美術館所蔵作品を中心としたロダンとブールデルの彫刻と素描
ある発見 その2 : オルフェウスとマイナスたち、よく見ると・・

前回のオルフェウスの物語には続きがある。
愛妻を失ったオルフェウスは、他の女性に眼もくれない。

それに怒ったマイナスたち(ギリシャ神話のディオニュソスを狂信的に信奉する女性たち)が、彼を八つ裂きにする、というのがクライマックス。

例のオルフェウスの彫刻を見た後、部屋をひとつ戻って、その続きとなる物語の作品を鑑賞してみる。
これだ。
群像はすべて、マイナスたち。
オルフェウスは3人のどれでもない。

P1240400.jpg

ここにいる。
女性たちの足元。

P1240401.jpg
(顎がこちらを向いている)

P1240403.jpg
(頭部は右上)

斬首されたオルフェウスがむごたらしく横たわる。

この物語を知らなければ、ころがっている首に気づくこともなかったかもしれない。
ここに頭部があることの意味は、当然のことながらわかるすべもない。


芸術は右脳が作用するもの、と理解しているけれど、
左脳も動員してこそ完結するのでは。
関連記事
2012.11.14 Wed | Art| 0 track backs,
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
"shw-greenwood" template design by Shallwill